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捕物帖の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『子宝船 きたきた捕物帖(二)』宮部 みゆき (著) |

    『子宝船 きたきた捕物帖(二)』宮部 みゆき (著)PHP文芸文庫 あらすじ正月二日の夜、枕の下に敷いて寝ると吉夢を見られるという宝船の絵。 しかし、赤ん坊を亡くしてしまった家にあった宝船の絵から弁財天の姿が消えていたという。 その頃、江戸深川の富勘長屋に住む岡っ引き見習の北一が利用していた弁当屋の一家三人が殺される事件が起こる。 北一は検視の与力、栗山の命により相棒、喜多次の力を借りながら事件の真相を探っていく。 宝船の絵から弁天が消えた理由とは本業は文庫売り、岡っ引きとしては見習いの北一は、相棒で長命湯の釜焚きをしている喜多次が炊きつけ用に集めていた枯れ枝や紙くずの中に、一枚の絵を見つけます。 吉夢が見られるという宝船の絵ですが、弁財天だけがこちらに背を向けるようにして描かれています。 変わった絵だなと思い喜多次に断りを入れて北一はその絵を持ち帰ります。 赤ん坊が生まれた時にお祝いにで

    • 人情に包まれて成長していく文庫売のお江戸捕物帖 |

      そうなの。十六歳の北一は 岡っ引きの仕事は引き継ぐことは できなかったけれど、街で起こる問題の 解決のために協力しているわ。そして おかみさんは目が見えないけれどとても 優れた洞察力を持っているの。 『きたきた捕物帖』宮部 みゆき (著)PHP文芸文庫あらすじ十六歳の北一は暦本や読本を入れる厚紙製の箱、文庫を振り売りしている。 岡っ引きであり、文庫屋の親分である千吉のもとで世話になっていたが、千吉が亡くなり、差配人のはからいで「富勘長屋」へ居を移し、文庫屋として一人立ちすることを夢見ている。 江戸の町で起こるやっかい事を、千吉のおかみさんや仲間たちに助けられながら解決していく。 親分亡き後、文庫屋の一人立ちを目指す北一三歳の頃に迷子になり、千吉に引き取ってもらい、そのまま居着いて文庫売の振り売りをして生計を立てている北一。 千吉がふぐに当たって亡くなり、一の子分の万作が文庫屋を継ぐことに。

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