“新生”に挑んだビジュアルの匠たち† 2019年12月12日、ついに発売となった待望のシリーズ最新作『新サクラ大戦』。シリーズの魅力を受け継ぎつつも、“リブート”を掲げてさまざまな面が刷新された本作だが、なかでも完全3Dグラフィックで生まれ変わったビジュアル表現に、目を奪われた人は多いことだろう。 本稿では、作中のキャラクターやメカなど、ビジュアル制作の中核に携わった3人のキーマンにご登場いただいた。制作時のエピソードはもちろん、大きく変化したようでじつはまったく揺らいでいない、“『サクラ大戦』の魂”の話など、実際に制作に携わっている人間だからこそ話せる貴重な真実を、たっぷりと語っていただいた。 (右)明貴美加氏 イラストレーター、メカデザイナー。“メカ×美少女”ジャンルの元祖とも言える人物。近年では『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』などに参加。 (中)工藤昌史氏 アニメーター。近年