トケイソウは、先端が3つに分かれた雌しべと、たくさんの花びらからなる花の形が時計のようだとして、名づけられました。南米などが原産の、常緑つる性の木本で、世界中に広まっており、日本へは江戸時代に渡来し、緑のカーテンなどとして栽培されています。 9月なかごろに、トケイソウ(時計草)の花が咲いていました。 フェンスに長く伸びたツルのあちこちに、直径が7~10cmほどのよく目立つ花がさいています。 花期は5~10月ごろと長い間咲きますが、朝咲いて夕方にしぼむ一日花です。 名前は、花の姿が時計ににているとしてトケイソウとつけられました。 花の中心部についた雌しべは3裂するのが特徴で、 多くの細長い糸状の副花冠が付き、黄色い葯の付いた雄しべ5本つきます。 その周囲には、花びら5枚、萼片5枚が、同じ形で放射状につきます。 和名のトケイソウは、中心部に長く伸びた雌しべが3裂して時計の針のようにみえ、 周囲