河合奈保子 この記事の写真をすべて見る ナンバー2の強み。1980年代のアイドルブームにおいて、それを感じさせるのが河合奈保子だ。 【写真】3度の不倫報道でも「干されなかった」80年代アイドルはこの人 2カ月前にデビューした松田聖子に、続くかたちでブレーク。ライバル的展開も期待されたが、聖子がオリコン1位曲を連発するなど、すぐに別格感をかもしだし始める。また、奈保子も競い合うタイプではなかったため、2番手的な位置につくこととなった。 その後、薬師丸ひろ子、中森明菜、小泉今日子らがオリコン1位常連歌手に。奈保子はそのあとを追う第2集団のひとりとなる。 しかし、そのなかではやはり目立つ存在だった。83年にアルバムで初のオリコン1位を取り、85年、デビュー6年目にして初のシングル1位を獲得。NHKの「紅白歌合戦」には81年から6年連続で出場と、息の長い愛され方をした。 最近、音楽メディア「リマイ