Googleは、次期モバイルOS「Android 13」の標準機能として、点字ディスプレイを接続可能にすると発表した。スマートフォンを使う視覚障害者の、アクセシビリティ改善が目的。 点字ディスプレイとは、複数の小さな突起を出すメカニズムにより、点字を“表示”できる周辺機器。PCやスマートフォンに接続して使う。入力されたテキスト情報を点字に変換するので、目の不自由な人でもPCなどの表示情報を触れて把握できる。 Androidデバイスでは、以前から「BrailleBack」というアプリを使えば点字ディスプレイを使用できる。ただし、標準提供されているアプリでないため、ユーザーが自分でダウンロードしてインストールする必要があった。 Googleはこの状況を改善しようと、Android 13で点字ディスプレイを標準サポートする。 さらに、Androidのテキスト読み上げ機能「TalkBack」を機能