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人工知能(AI)システムはいつの日か、Google検索に競合する可能性があるが、そうなっても、AIチャットボット「ChatGPT」を開発するOpenAIの最高経営責任者(CEO)Sam Altman氏の心は躍らない。米国時間2月3日に公開されたForbesとのインタビューの中で同氏は、自分が関心を寄せているのは、検索を「超えたはるかその先」だと述べた。 「これらのモデルについて私が心躍らせているのは、『ウェブ上で検索クエリを入力するという体験をいかに置き換えるか』というようなことではなく、『まったく異なる、はるかに素晴らしいことをいかにして実現するか』だ」と、Altman氏はForbesに対して語った。 OpenAIが2022年11月に公開したChatGPTは公開から数日のうちに、ユーザー数100万人を突破した。ChatGPTは、ユーザーがプロンプトを入力するか、質問を投げかけると、回答を
富士通は2月2日、同社が開発した「AI需要予測サービス」について、トリドールホールディングス(トリドールHD)が運営する讃岐うどん専門店「丸亀製麺」(国内全823店舗)で採用されたと発表した。 AI需要予測サービスは、今後の来店客数や販売数を高精度に予測するAI需要予測ソリューション「Fujitsu Business Application Operational Data Management & Analytics 需要予測 SaaS」(ODMA需要予測)をベースに構築されている。 ODMA需要予測では、データ特性から人が予測する思考プロセスをAI、機械学習技術により実装した富士通研究所の「動的アンサンブルモデル」により、複数の需要予測モデルを自動チューニングで最適に組み合わせることが可能。これにより、複数の予測モデルから単一の予測モデルを選択する場合よりも、周期、外的要因、トレンドな
明治安田生命保険は2月1日、独立系ベンチャーキャピタルであるグローバル・ブレインとコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「明治安田未来共創投資事業有限責任組合」(明治安田未来共創ファンド)を設立したと発表した。 (右から)グローバル・ブレイン パートナーの深山和彦氏、グローバル・ブレイン 代表取締役社長の百合本安彦氏、明治安田生命保険 執行役社長の永島英器氏、明治安田生命保険 専務執行役の中村篤志氏 明治安田生命保険は、スタートアップ企業等との協業を視野に入れた100億円の投資枠「未来共創投資」の新設や、スタートアップ企業や大企業等の民間企業、自治体、行政、大学、研究機関等との連携・協働の場としてのオープンイノベーション拠点「mocc」の開設など、新たな価値創造に向けた取り組みを進めている。 設立した明治安田未来共創ファンドでは、(1)人々の健康の維持・増進、(2)地域社会の活
音楽配信サービスSpotifyは米国時間1月31日、第4四半期決算報告書の中で、同社の有料会員数が2022年末の時点で2億500万人に達し、2億人の大台を突破したことを明らかにした。 Spotifyによると、月間アクティブユーザー数(広告付きで無料で利用する人を含めて、月に少なくとも1度はSpotifyを利用するユーザー)は、4億8900万人に達したという。その数は、前年同期比で20%増加しており、新規ユーザーの純増数は過去最高を記録している。3月末までに、月間アクティブユーザー数は5億人に達すると、同社は予想している。 有料会員数も月間アクティブユーザー数も、10月時点での予測を上回る増加を示した。Spotifyは10月、有料会員数は2億200万人、月間アクティブユーザー数は4億7900万人と予測していた。 今回の最新の数値は、世界の音楽配信市場におけるSpotifyの支配力をあらためて
Instagramの共同創設者Kevin Systrom氏とMike Krieger氏は、2018年に同社を去ってからともに取り組んできた新たなアプリ「Artifact」を発表した。 2人はArtifactについて、「最新の人工知能(AI)技術を使ってパーソナライズされたニュースフィード」と説明している。Systrom氏は米国時間1月31日、Artifactのウェブサイトからウェイティングリストに登録するようツイートで呼びかけた。 It's been a minute, but @mikeyk and I are back at it with Artifact - a personalized news feed using the latest ai tech. Visit https://t.co/bGIGGIH9sd to sign up and join the communit
音楽業界に参入するにあたって大きな障壁となるのは、制作コストだ。また、アーティストが資金集めに成功したとしても、自分のニーズに合った音楽プロデューサーやスタジオを見つけるのはかなり難しい。しかし、ボタンを押すだけで自分が思い描いていたビートを作るようコンピューターに命令できるとしたらどうだろうか。Googleが開発した「MusicLM」モデルなら、テキストから音楽を生成する未来が実現するかもしれない。 Googleは米国時間1月26日、文章の指示に従って曲を生成するこのジェネレーティブ人工知能(AI)モデルに関する学術論文を公開した。MusicLMは、ユーザーが指示した内容に従って、短いオーディオクリップから数分に及ぶ楽曲まで、さまざまな楽曲を作れる。 論文によれば、このAIモデルでは文章に細かい指示を含めることができるという。たとえば、「印象的なサックスのソロとソロシンガーによる魅惑的な
かつて、最強のOSをめぐる論争が盛んに行われた時期があった。「Linux」「Windows」「macOS」−−どのOSにも熱心で忠実なファンがいた。しかし時がたち、OSの性能がどんどん強化されていくに従って、ありがたいことに、こうした派閥争いもなくなっていった。 私はどのOSも用途に応じて使い分けている。メインのコンピューターは「Mac」だ。というのも、Macでしか使えないソフトウェアが業務上、必要だからだ。 Windowsは、もっぱら自作のCNC(コンピューター数値制御)マシンやMacでは動作しないアプリケーションを動かすために使っている。 たまにPCでしか快適に遊べない大作ゲームをプレイする時も、このWindows PCを使う。LinuxはサーバーのOSとして活用しており、自宅の3Dプリンターを動かしたり、ウェブサイトをクラウドホスティングしたりしている。 新しいOSを使う時は、そのO
特徴: OpenAIのGPT-3を使用 ただし、生成したテキストの引用元を記載する (他のほとんどのAIライターと違って)Googleのサイトも引用する 利用料金:無料 ChatGPTやJasperと同様、YouChatもOpenAIのGPT-3を使用する。このチャットボットは、数学、コーディング、翻訳、プロンプトの作成など、あらゆる入力に対する回答を出力する。大きな長所は、あまり知られていないため、いつでもアクセスして、好きなだけ質問できることだ。 もう1つの大きな長所は、Googleから情報源を引用することだ。ChatGPTはインターネットにアクセスしないため、それができない。例えば、YouChatに「ソーダとはどんなものなのか」と尋ねると、会話形式のテキスト回答が生成されるだけでなく、情報の引用元として、GoogleのサイトのURLが表示される。このチャットボットは他のAIライターと
楽天グループで代表取締役会長兼社長最高執行役員を務める三木谷浩史氏は1月26日、楽天モバイルの「法人プラン」を発表した。楽天市場の出店企業を対象にした「楽天新春カンファレンス 2023」で三木谷氏自らが発表し、内容は月間データ容量が3GBで2178円、5GBで2618円、30GBで3058円といった具合だ。いずれも「Rakuten Link Office」アプリを使うと国内通話はかけ放題となる。 楽天モバイルは、これまで頑なに「ワンプラン」を貫いてきた。しかし、法人プランでは「3プラン」にしてきた。実際に上限3278円でデータ使い放題となる従来の料金プランに比べるとデータ容量に制限があり、お得度が下がっている感がある。 しかし、法人回線となればデータ使い放題は必要とは言えず、むしろ、1回線あたりの単価が低い方がまとめて契約しやすいのだろう。実際に、競合他社となるワイモバイルの法人向けプラン
「App Store」と「Google Play」ストアで入手できるこのアプリには、子どもが問題をスキャンして、特別にまとめられた答えを得ることのできる機能もある。アプリにはいくつかの制限がある。例えば、入力されたプロンプトに基づいて、作文や物語を作る機能はない。しかし、ChatGPTなどのチャットボットに作文を書かせようという子どもの誘惑を抑えることができるので、これは良いことかもしれない。 最高のAIライターはどれか 総合的に最高のAIライターはChatGPTである。ChatGPTは無料で利用でき、コーディング、会話、数学の方程式など、文章の作成だけにとどまらない幅広いスキルを備えているからだ。 AIライター 利用料金 主な機能
2022年12月にNFT_Tokyoが行われ、DeNAもスポンサーをさせていただきました。このカンファレンスは、日本発のグローバルWeb3コミュニティとして、企業のNFT、Web3事例を共有することを目的としており、海外からはキューハリソン・テリー氏や、国内から、伊藤穰一さんなどWeb3関連の人たちが多く参加しました。私も「デジタルとフィジカルが交差する街と人が繋がるWeb3領域の役割」というテーマで登壇させていただきましたので、今回は「街」をテーマとしたWeb3の可能性について考えてみたいと思います。 視覚情報としてのデジタルとフィジカルの掛け合わせ デジタルとフィジカルの掛け合わせによって、街づくりに繋げていくというコンセプト自体は目新しいものではなく、ドイツ政府が2011年に産業政策として発表したIndustry 4.0や、Society 5.0のなかで、仮想空間と現実社会を高度に融
顔認識でスマートフォンのロックを解除するときから、「Alexa」に楽曲を再生するよう指示するときまで、人工知能(AI)は私たちの日常生活に浸透している。現在では、AIの能力を活用して文章を作成してもらうこともできる。指示を出せば、AIライターが、なかなか着手できずにいた論文を執筆したり、コードを記述したり、電子メールを作成したりしてくれる。さらには、MBA試験に合格する能力も備えている。 「ChatGPT」がかなり大きな話題になっているが、人気の高さ故に、過負荷状態になってしまうことがよくあるため、安心して常用することはできない。幸い、ChatGPTと同等の能力を備えたAIライターは他にもたくさん存在しており、必要なときにいつでも使用することができる。本記事では、現在市場で提供されている最高のAIライターをリストにまとめた。執筆を補助してくれるツールを選ぶ際に知っておくべきすべてのことを詳
16年前の今日、2007年1月29日午前9時28分に、私はCNET Japanブログを書き始めました。この日に生まれた子どもも、すでに高校生ということですね。 これまで、230本の記事を書いてきました。そういえば、2007年頃は、記事を書くことを「エントリー」という言い方をしていました。なぜそういう言い方だったのか、気がつくと今でもよく分かりません。 16年で230本なので、年平均14本ちょっと。月に1本を超えるくらいなので、多い方ではありません。かつては毎日書いていたどころか日に何本も書いていた「ネタフル」のような猛者もいましたし…と久々に拝見したら、今でも一日2-3本更新されていました! そう、当時はブログ全盛期で、「ネタフル」や「小鳥ピヨピヨ」といったブログが、インターネットを盛り上げていました。そうした中で私もブログを書き始めたのですが、2007年のスタートは後発組です。「小鳥ピヨ
Teslaは、10月以降セダンタイプとSUVタイプの電気自動車(EV)を数回にわたって値下げしたことが追い風となり、2022年を好調な業績で締めくくった。米国時間1月25日、株式市場の取引終了に合わせて発表された2022年通期の決算によると、第4四半期のEV世界納車台数は40万5278台で、前四半期の34万3830台から増加した。2022年の納車総数は131万台と、同社として過去最高を記録し、前年比で40%増加した。ただし、同社が目標としていた140万台にはわずかに届かなかった。 第4四半期の純利益は前年同期比59%増の37億ドル(1株当たり1.07ドル)、売上高は37%増の243億ドルだった。 Teslaは決算報告の中で、車両の平均販売価格が「全体として何年も下降傾向にある」と指摘している。同社は2022年終盤にEVのラインアップの価格を引き下げ、1月に入ってからも最大20%値下げした。
世界に比べて日本ではまだまだ知名度と人気度は低いものの、もし小学生から高校生くらいのお子さんがいるのであれば、お子さんはRobloxで遊んだことがあるかもしれない。またRobloxは、最近メタバース関連の動きが活発化していることでも注目を浴びている。 そこで今回は、筆者自身もハマっているRobloxに注目し、メタバースへ進化を遂げるオンラインゲーミングプラットフォームについて解説する。 「Roblox」とは? Robloxとは世界中で、ユーザーによって制作されたオリジナルゲームを遊んだり、制作したゲームをRobloxで公開することができるオンラインゲーミングプラットフォームである。スマートフォン(iOS・Android)やPC(Windows・MacOS)、Amazonデバイスから遊ぶことが可能。ペット育成からピザの配達、ミニゲームや対戦型シューターなどさまざまなゲームがあり、課金システム
科学者たちは、固体と液体の間で自由に形を変えられる小さなロボットシステムを開発し、古典的なSFの発想を現実のものとした。 約30年前の1991年に公開された映画「ターミネーター2」以来、液体金属で作られた殺人ロボットの悪夢を見るようになった人もいるかもしれない。この映画に登場する「T-1000」は自由に形を変えられるロボットで、体の一部を思いのままに武器に変えながら、あらゆる障害を乗り越えられるように見えた。 以来、「ターミネーター」シリーズに登場するコンピューターシステム「スカイネット」がもたらす恐怖やロボットによる終末論が人々の不安をかき立ててきたが、このほど国際的な研究チームが、ついに現実世界のT-1000を実現させた。ただし、その目的はもっと利他的なものだ。 研究チームがヒントにしたのは壮大なハリウッド映画ではなく、体を柔らかくも硬くも変えられるナマコだという。 香港中文大学の工学
スマートホームサービス「SpaceCore(スペースコア)」を展開するアクセルラボは1月26日、スマートホーム業界の最新動向について説明会を実施した。あわせて、東京都新宿区にオープンした「アクセルラボショールーム」を公開した。 SpaceCoreは、スマートロックやスマート宅配ボックスなど、IoT化した住宅設備やスマート家電により生活を便利にするスマートホームサービス。IoT機器をつなぎ合わせるソフトウェアの開発に特化していることが特徴で、現在約250社、2万1000戸に導入が進んでいるという。 アクセルラボショールームでは、約50平方メートルの広さにリビング、ダイニング、キッチンとベッドルームを設け、スマート家電リモコンや屋内カメラ、ドア・窓センサーなど、約30のデバイスを設置。専用アプリを使って、帰宅時、お出かけ時、就寝時などシーンに応じた設定をすることで、お出かけ時はエアコン、テレビ
2022年は、仮想通貨が環境に与える悪影響がはるかに小さくなった年だ。世界で2番目に規模の大きいブロックチェーンプラットフォームのイーサリアムが、二酸化炭素(CO2)排出量を99%以上削減したためだ。これにより、2022年に8630万トンのCO2を排出したと推定されるビットコインがさらに目立つ格好となった。 だがここに来て、原子力が助け船となる可能性が出てきた。Cumulus Dataが、ペンシルバニア州サスケハナ郡にある原子力発電所に接続されたデータセンターを完成させたのだ。計画では、ビットコインマイニング(採掘)会社のTerawulfが、2023年内にこのデータセンターにホスティングを開始するという。Cumulus Dataが米国時間1月17日に完成を発表したこのデータセンターは、米国で初めて、原子力発電による電力を用いたビットコインマイニング施設とされている。 つまり、このデータセン
米プロバスケットボール協会(NBA)は、数年前から仮想現実(VR)を用いた試合中継を提供してきた。そして今回、「Facebook」運営元のMetaとの提携を拡大し、「Meta Quest」で50試合以上の生中継をバスケットボールファン向けに提供することが、Metaの米国時間1月23日の発表で明らかになった。 今シーズンについてはNBAの52試合の生中継がVRで視聴可能になるほか、女子プロバスケットボールリーグのWNBA、G League、2K Leagueの試合が「XTADIUM」アプリとMetaのメタバースプラットフォーム「Horizon Worlds」上で提供される。さらにNBAの試合のうち5試合は、180度VRで観戦できる。 「Meta Quest 2」は、市場で最も人気が高いVRヘッドセットの1つで、2022年6月時点での販売台数は推定で1480万台にのぼる。ただしサプライチェーン
NTT、NTTドコモ、NTTコミュニケーションズは、NTTが独自に研究開発した海中音響通信の高速化を実現する技術を用いた共同実験を行い、水深30m程度の浅い海域における伝送速度1Mbps/300mを達成したことを発表した。 また、国産の産業用水中ドローンメーカーFullDepthの技術協力のもと、同社製「DiveUint300」を使用して、本技術に対応した「完全遠隔無線制御型水中ドローン」を実現。これは世界初だという。2022年12月14日に静岡県清水港で実施した公開実証の様子をまじえて、本技術の概要と意義を解説する。 水中ドローンの無線化が求められる理由 いま、空中ドローンに続いて水中ドローンも、産業活用の道が模索されている。水中ドローンとは、有線で遠隔操作するROV(Remotely Operated Vehicle)や、無線で自律航行するAUV(Autonomous Underwat
Microsoftが米国時間1月24日夜に開いた、第2四半期決算に関するアナリストらとの電話会見の中で、最高経営責任者(CEO)のSatya Nadella氏は、OpenAIに対する出資がMicrosoftにとって何を意味するかについて、おそらくこれまでで最も広大な自身のビジョンを語った。サンフランシスコを拠点とするOpenAIは、爆発的な人気を誇る「ChatGPT」の開発元だ。 OpenAIはコンピューティングの次なる波を構成するものだと、同氏は述べた。「次なる大きなプラットフォームの波は、これまでにも述べたようにAIであり、その波をつかむことができただけで、多大な企業価値が創出されるとも、われわれは強く確信している。その波は、われわれの技術スタックのすべての部分に影響を与えるとともに、新しいソリューションと新しい機会を創出する」(同氏) それに向けてMicrosoftは、「生産性であれ
Appleが深刻とみられる脆弱性へのパッチをさらに公開した。ただし今回は「iPhone 5s」「iPhone 6」や旧モデルの「iPad」という、同社がセキュリティアップデートをめったに提供していないモデルが対象だ。 同社は米国時間1月23日、「iOS 16.3」「macOS Ventura 13.2」とともに、「iOS 12.5.7」アップデートという、珍しいパッチを公開した。これは2021年9月にリリースされた「iOS 15」にアップグレードできない「iOS」デバイスを保護するためで、対象となるデバイスには、iPhone 5s、iPhone 6、「iPhone 6 Plus」「iPad Air」「iPad mini 2」「iPad mini 3」「iPod touch」(第6世代)が含まれる。 今回のアップデートは、悪意を持って作成されたウェブページやウェブコンテンツにブラウザーを誘導
Appleはこのほど、「Apple ID」をハードウェアのセキュリティキーで保護できるようにした。ハッカー、ID泥棒、盗聴者から最大限に保護したいユーザーにとって、これは重要なアップグレードだ。 ハードウェアセキュリティキーは小型の物理的デバイスで、デバイスへのログオン時やアカウントへのログイン時に、USBまたはLightningポート、あるいは近距離無線通信(NFC)で通信する。使用するにはキー本体を所持している必要があるため、自分のアカウントにハッカーがリモートでアクセスするのを未然に防ぐのに有効だ。 Appleは、米国時間1月23日にリリースした「iOS 16.3」と「macOS 13.2」でセキュリティキーのサポートを発表し、24日には「iPhone」「iPad」「Mac」でセキュリティキーを使用する方法について詳細を公開した。同社は少なくとも2つのキーを設定するよう求めている。
ペンシルバニア大学ウォートン校の教授が、人工知能(AI)チャットボット「ChatGPT」に一般的な経営学修士課程(MBA)の最終試験に解答させて採点したところ、「B」評価の合格点に相当すると報告した。 ウォートン校で運用・情報管理を教えるChristian Terwiesch教授はChatGPTについて、「基本的な運用管理およびプロセス分析の問題で、素晴らしい解答」を作成すると述べた。 「答えが正しいだけでなく、説明も優れている」と、同教授は新たに公開された報告書に記した。 だがTerwiesch教授は、ChatGPTが「小学6年生の算数レベルの比較的簡単な計算で、驚くようなミスをする」と補足し、より高度なプロセス分析の問題には今のところ対応できないとしている。その一方、ChatGPTの現行バージョンは、人が出すヒントに応じて答えを修正し、正しい解答にたどり着くことが可能だ。 「この能力を
国産の産業用ドローン開発を手がけるACSLは2023年1月16日、世界のドローン関連企業で初めて、国連の専門機関である万国郵便連合(Universal Postal Union、以下、UPU)に加盟したことを発表した。本加盟は日本の民間企業においても初めてだという。 Eコマースの劇的な増加や物流の国際化が加速し、新たな技術としてドローンが注目されている。そんな中で、国際ルールを整備する場に唯一のドローンメーカーとして日本の企業が参画する意義は大きく、日本の国産ドローンが国際的な評価を得た証とも言える。 そこで本誌は、ACSL代表取締役社長の鷲谷聡之氏に独占インタビューを行った。「2022年12月9日に、スイスのベルンにあるUPU本部を訪問し、いろいろと意見交換してきた」という鷲谷氏に、UPU加盟の経緯や意義、今後の展望について詳しく聞いた。 「100年待っても、巡ってこない」 万国郵便連合
グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を搭載した世界初のパーソナルコンピューター「Apple Lisa」の発売40周年を記念して、コンピューター歴史博物館(CHM)がLisaのソースコードを公開した。 CHMはLisaの記念イベントの一環として、Appleの許可を得てLisaのソースコードを公開している。AppleがLisaを発売したのは、米国時間1983年1月19日のことだ。 LisaはGUIを初めて搭載したパーソナルコンピューターとして知られる。GUIは、1979年にXeroxのパロアルト研究所(PARC)を訪れたSteve Jobs氏によって、パーソナルコンピューターのインターフェースとして採用された。 GUIといえば、Appleの「Macintosh」を思い浮かべる人が多いだろう。だが、かつてAppleで「Mac OS X」の開発に携わり、現在はCHMでソフトウェアキュレー
北海道大樹町に拠点を置くインターステラテクノロジズ(IST)は1月24日、国内民間初をうたう小型衛星コンステレーション用大型ロケット「DECA」(デカ)の開発計画に着手したと発表した。2030年代の実用化をめざす。 DECAは、小型衛星コンステレーションの形成だけでなく、大型衛星の軌道投入や宇宙ステーションへの物資輸送にも対応する。また、ISTの完全子会社であるOur Starsが提供を目指している、超小型衛星を用いたフォーメーションフライトの構築も担う。 サイズはSpace Exploration Technologies(SpaceX)の「Starship」より少し小さい程度を想定する。打ち上げコストは「H2ロケット」の10分の1程度を目指しており、コスト削減のためロケットの1段目は再使用型とする。 製品名の由来は、国際単位系におけるSI接頭語「DECA」で、「10倍」を意味している。
OpenAIが開発した「ChatGPT」について、大きな可能性を期待する声がこのところ相次いでいる。ChatGPTは、人間の問いかけに応じて自然言語で対話ができる人工知能(AI)プログラムだ。 多くの人がChatGPTプログラムに新しさを感じ、唯一無二のものに違いないとして高い関心を抱いている。 だが、AIの研究者らは、そういう考えに異を唱えている。 「根底にある技術という点で、ChatGPTは特に革新的なものではない」と、MetaでチーフAIサイエンティストを務めるYann LeCun氏は米国時間1月19日、少数の報道関係者や企業幹部が参加した「Zoom」会議で語った。 LeCun氏は次のように述べた。「革新的なところは何もないが、世間ではそのように受け取られている」「まとめ方がうまいというだけであり、その点では見事だ」 同氏によれば、このようなデータ駆動型のAIシステムは、これまでにも
NTT西日本は2022年10月に、NTT、NTTデータ、京阪ホールディングスと検討を開始した大阪の京橋エリアでの「AIを活用したまちづくり」の取り組みとして、1月23日より実証実験を開始することを発表した。 内容は大きく2つあり、1つ目は、スマートシティの実現において課題となるセンサーやカメラ類を設置することなく、センサーレスで街のデータを可視化・分析することで、NTT西日本が独自に開発したまちの分析・可視化・未来予測プラットフォーム「みんなのまちAI」を利用する。2つ目は、NTTとNTTデータが開発中のアプリ「みんなのスマートシティ(みんスマ)」を利用し、参加者が楽しみながら自分事としてまちづくりに参加できる仕組みとその効果を検証する。期間は3月20日まで。
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