ふと、足の小指の爪を見たとき、以前よりも爪が小さくなったと感じたことはないでしょうか。ネット上にも「大人になってから足の小指の爪が小さくなり、爪を切りにくくなった」という声が見られます。体の成長に伴って足が大きくなり、爪も大きくなることはあり得ると思いますが、逆に爪が小さくなると、何らかの病気ではないかと心配になります。なぜ、大人になって、足の小指の爪が小さくなることがあるのでしょうか。形成外科医の高田女里さんに聞きました。 小さな靴による圧迫などQ.大人になって、足の小指の爪が小さくなることがあるのはなぜでしょうか。 高田さん「原因としては幾つかあります。例えば、(1)小さな靴を履くことによる圧迫で小指が親指側に曲がり、くの字状に変形する内反小趾(しょうし)が起きている(2)自分の足よりもサイズが大きい靴を履くことにより、靴の中で足がずれて小指にダメージを与えている(3)爪を切り過ぎて深