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笠縫の検索結果1 - 12 件 / 12件

  • 【鏡作坐天照御魂神社①】古代史の点と線 笠縫と鏡作【1】 - ものづくりとことだまの国

    はじめに 古代 #笠縫 を追いかけるにおいて #鏡作(#銅鏡)との関係性は深いと考えており、その流れで #鏡作坐天照御魂神社(奈良県磯城郡田原本町)を参拝。一回目は神社と境内の紹介 #倭笠縫邑 #八咫鏡 目次 鏡作坐天照御魂神社(かがみつくりにますあまてるみたまじんじゃ) 鏡作坐天照御魂神社 境内 本文 鏡作坐天照御魂神社(かがみつくりにますあまてるみたまじんじゃ) 鏡作坐天照御魂神社(奈良県磯城郡田原本町八尾) (34.5607556, 135.7940707)/奈良県磯城郡田原本町八尾816/近鉄橿原線田原本駅から徒歩20分。参拝者駐車場あり 御祭神:天照国照彦火明命(あまてるくにてるひこほあかりのみこと。彦は日子とも書く)、石凝姥命(いいしこりどめのみこと)、天糠戸命(あめのぬかどのみこと) 鏡作坐天照御魂神社 御由緒 天照大神(ヒメ神)と天照国照彦火明命(ヒコ神)は別神 であるとす

      【鏡作坐天照御魂神社①】古代史の点と線 笠縫と鏡作【1】 - ものづくりとことだまの国
    • 弥生から古墳へ 日本古代史の大転換期を解くカギか?笠縫と鏡作【2】【鏡作坐天照御魂神社②】 - ものづくりとことだまの国

      はじめに 古墳時代の #鏡作郷 の中心地だったと考えられる #鏡作坐天照御魂神社。御神宝は #三神二獣鏡(#三角縁神獣鏡 様式)。三神と二神獣が描かれたこの銅鏡には他に #笠松形 といわれる紋様が描かれています 目次 鏡作郷(かがみつくりのさと)と倭笠縫邑(やまとかさぬいのむら) 鏡作坐天照御魂神社 御神宝 三神二獣鏡 本文 鏡作郷(かがみつくりのさと)と倭笠縫邑(やまとかさぬいのむら) 大和国にあった鏡作師(鏡作部)の居住地、鏡作郷(かがみつくりのさと)の場所を推理する材料が、鏡作坐天照御魂神社境内の石碑の御由緒に書かれています。 鏡作坐天照御魂神社 石碑の御由緒 文字起こし)上代人が神の御魂の宿るものとして尊んだ鏡の鋳造を業とした鏡作部がこの地に住居しこの神社を氏神としてお祀りしていた。三種の神器の一なる 八咫鏡(やたのかがみ)をお作りになった石凝姥命(いしこりどめのみこと)を鏡作伊多

        弥生から古墳へ 日本古代史の大転換期を解くカギか?笠縫と鏡作【2】【鏡作坐天照御魂神社②】 - ものづくりとことだまの国
      • 笠縫と鏡作【6】ヤマト創世記の舞台【神浅茅原】 - ものづくりとことだまの国

        はじめに 個人的に #唐古・鍵遺跡(紀元前200年~西暦200年)~ #纏向遺跡(西暦200~400年)の時代を #ヤマト創世記 と呼んでいますが、それらを俯瞰できる地図を作ってみました #神浅茅原 #倭笠縫邑 #鏡作郷 #黒塚古墳 #鏡作坐天照御魂神社 目次 ヤマト創世記の『点』を繋ぐ黒塚古墳 大和国・神浅茅原(かむあさぢはら) 摂津国・笠縫の島 弥生時代の唐古・鍵遺跡から古墳時代の纏向遺跡へ 本文 ヤマト創世記の『点』を繋ぐ黒塚古墳 個人的に、唐古・鍵遺跡(紀元前200年~西暦200年)~纏向遺跡(西暦200年~400年)の、日本史の中でも、特に謎の多い時代を ヤマト創世記 と呼んでいます(弥生時代後期~古墳時代中期) ここ数日にわたって取り上げている 黒塚古墳 は、 ①奈良盆地南東部の古墳時代前期の巨大古墳群 ②鏡作郷(かがみつくりのさと)、倭笠縫邑(やまとかさぬいのむら) との関連

          笠縫と鏡作【6】ヤマト創世記の舞台【神浅茅原】 - ものづくりとことだまの国
        • 笠縫と鏡作【7】境内案内文から繋がった2つの点と線【鏡作麻気神社】 - ものづくりとことだまの国

          はじめに 奈良盆地の中央、古墳時代の #鏡作郷 を探訪。#天目一箇神 を御祭神とする #鏡作麻気神社 に参拝。境内に掲示された #田原本町 の由緒案内には #笠縫と鏡作 についての重要な #点と線 が書かれていました #たたら製鉄 #村下(むらげ) 目次 鏡作麻気神社の御祭神は天目一箇神 笠縫と鏡作の点と線を繋ぐ境内の由緒案内(田原本町観光協会) 大和・鏡作郷と摂津・笠縫の里を繋ぐ『点と線』 鏡作麻気神社 境内 本文 鏡作麻気神社の御祭神は天目一箇神 唐古・鍵遺跡(公園)から県道24号線を南に約1キロ。 田原本町小坂の 鏡作麻気神社(かがみつくりまけじんじゃ) (34.56212593920415, 135.79687133518587)/奈良県磯城郡田原本町小阪244/駐車場はありません 鏡作麻気神社(かがみつくりまけじんじゃ) 御祭神:麻比止都禰命(まひとつねのみこと、別名:天目一箇神

            笠縫と鏡作【7】境内案内文から繋がった2つの点と線【鏡作麻気神社】 - ものづくりとことだまの国
          • 笠縫と鏡作【5】黒塚古墳 謎のU字形とY字形の鉄製副葬品【黄幢か?笠松形か?】 - ものづくりとことだまの国

            はじめに 奈良県天理市 #黒塚古墳 から用途不明で他に類例がない #U字形鉄製品 #Y字形鉄製品 が出土。魏志倭人伝の伝える #黄幢(こうどう)説が提唱されていますが、私は #笠松形 ではないかと考えています 目次 黒塚古墳 古墳時代前期初頭の築造 謎の鉄製副葬品 謎の鉄製品の正体は? 本文 黒塚古墳 古墳時代前期初頭の築造 www.zero-position.com 黒塚古墳は、日本最古の前方後円墳である箸墓古墳よりも少しだけ遅い、古墳時代前期初頭(3世紀後半=西暦250年代以降)の築造。 ちょうど弥生時代から古墳時代への過渡期に造られた古墳で、前方後円墳の規模や大量の三角縁神獣鏡、鉄刀・鉄鏃(やじり)を含む鉄製品などの副葬品から推理するに、ものづくりや祭祀の立場で、ヤマト創世記の歴史に深くかかわった有力者が埋葬されていたと考えられます。 www.zero-position.com 黒塚

              笠縫と鏡作【5】黒塚古墳 謎のU字形とY字形の鉄製副葬品【黄幢か?笠松形か?】 - ものづくりとことだまの国
            • 笠縫と鏡作【4】黒塚古墳出土 三角縁神獣鏡33面について笠松形を確認してみました - ものづくりとことだまの国

              はじめに 先日紹介した #三角縁神獣鏡 #笠松形紋様について #黒塚古墳 出土の銅鏡で調べてみました。笠松形は33面中の32面の高確率で確認できました。一面あたり1〜4本が描かれています 目次 1号鏡(笠松4)、2号鏡(笠松2)〇 3号鏡(笠松4)、4号鏡(笠松1) 5号鏡(笠松3)、6号鏡(笠松0) 7号鏡(笠松2)、8号鏡(笠松2) 9号鏡(笠松2)、10号鏡(笠松1) 11号鏡(笠松2)△、12号鏡(笠松2)□ 13号鏡(笠松3)×、14号鏡(笠松1) 15号鏡(笠松3)、16号鏡(笠松4)▽ 17号鏡(盤龍鏡、笠松紋様なし) 18号鏡(笠松4)▽、19号鏡(笠松2) 20号鏡(笠松2)◎、21号鏡(笠松1) 22号鏡(笠松1)、23号鏡(笠松1) 24号鏡(笠松1)、25号鏡(笠松2)△ 26号鏡(笠松3)×、27号鏡(笠松2)〇 28号鏡(笠松2)、29号鏡(笠松2)◆ 30号鏡

                笠縫と鏡作【4】黒塚古墳出土 三角縁神獣鏡33面について笠松形を確認してみました - ものづくりとことだまの国
              • 【深江郷土資料館】笠縫氏の伝統技術 大嘗祭・伊勢式年遷宮の笠細工 - ものづくりとことだまの国

                はじめに 深江稲荷神社に隣接する #深江郷土資料館。深江の鋳物師(人間国宝)#角谷一圭氏(故人)鋳造品、#深江笠縫保存会 の菅細工、各地の人間国宝級の工芸品が展示されています #大嘗祭 #伊勢神宮式年遷宮 #笠縫の島 目次 深江郷土資料館(大阪市東成区深江南3丁目) 大嘗祭、伊勢神宮・式年遷宮の笠細工 笠縫の島(万葉集) 本文 深江郷土資料館(大阪市東成区深江南3丁目) 深江郷土資料館(人間国宝 角谷一圭記念) (34.67076784214332, 135.56088508420407)/大阪市東成区深江南3丁目16−14/大阪メトロ千日前線・新深江駅から徒歩10分、近鉄大阪線・布施駅から徒歩15分。深江稲荷神社に隣接/【開館】毎日午前9:30~12:00、午後14:00~16:30、ただし年末年始は休館。入場無料 www.zero-position.com 深江郷土資料館には深江の鋳物

                  【深江郷土資料館】笠縫氏の伝統技術 大嘗祭・伊勢式年遷宮の笠細工 - ものづくりとことだまの国
                • 【深江稲荷神社】大和の笠縫氏が摂津に移住。すげ笠づくりで栄えた街 - ものづくりとことだまの国

                  はじめに 古代の大和 #笠縫氏。おそらく古墳時代、摂津国・笠縫島(大阪市東成区)に移り住む。子孫は湿潤な地に水路を引きスゲを栽培。江戸期にすげ笠づくりが盛んに 目次 深江稲荷神社(大阪市東成区) 深江稲荷神社 摂社 末社 すげ笠づくりの街 本文 深江稲荷神社(大阪市東成区) 深江稲荷神社(大阪市東成区) (34.66987550078414, 135.56069773153666)/大阪市東成区深江南3丁目16/大阪メトロ千日前線・新深江駅から徒歩10分、近鉄大阪線・布施駅から徒歩15分 御祭神:稲倉魂大神(うかのみたまのおおかみ)、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)、天鈿女大神(あめのうずめのおおかみ) 深江稲荷神社 御由緒 一部文字起こし)垂仁天皇*1の御代、笠縫(かさぬい)氏の祖 が摂津國東生郡 笠縫島 の宮浦の地(今の深江南3丁目)に居を定め 下照姫命を奉仕したのが始まり とされ、

                    【深江稲荷神社】大和の笠縫氏が摂津に移住。すげ笠づくりで栄えた街 - ものづくりとことだまの国
                  • 【小夫 天神社】樹齢千五百年 ケヤキの巨樹とともに鎮座する古社【倭笠縫邑 泊瀬斎宮 旧跡伝承地】 - ものづくりとことだまの国

                    まとめ 天皇の皇女(ひめみこ)が皇祖・アマテラスに奉仕する #斎王 の伝統。10代崇神大王の #豊鍬入姫 の #倭笠縫邑 に始まり、11代垂仁大王の倭姫が長い旅の後 #伊勢内宮 に至ります。40代天武天皇の #大来皇女 は伊勢におもむく前、潔斎のため #泊瀬斎宮 に滞在。#小夫天神社 が鎮座する #斎宮山 がその地との伝承 目次 小夫・天神社(桜井市大字小夫3147) 樹齢千五百年、ケヤキの大樹 本文 小夫・天神社(桜井市大字小夫3147) 第十代崇神大王の皇女・豊鍬入姫(トヨスキイリヒメ)、第40代天武天皇の皇女・大来皇女(オオクノヒメミコ)が、斎王として禊をしたと伝承される化粧川の化粧壺(大字修里枝、しゅりえだ)。 その東約1キロ、大字小夫(おおぶ)に斎宮山があり、その山口に天神社が鎮座しています。 www.zero-position.com 小夫 天神社参道入口 倭笠縫邑 泊瀬斎宮

                      【小夫 天神社】樹齢千五百年 ケヤキの巨樹とともに鎮座する古社【倭笠縫邑 泊瀬斎宮 旧跡伝承地】 - ものづくりとことだまの国
                    • 【笠山荒神社】倭笠縫邑(やまとかさぬいのむら)伝承地 荒神出自の源【鷲峯山、じゅぶさん】 - ものづくりとことだまの国

                      まとめ 日本で最初に #荒神(#竈の神)があらわれたとされる神奈備の #笠山。最高峰が #鷲峯山。山頂の #笠山荒神社 への参詣道には #役小角 開創の修験場の雰囲気。#倭姫 がアマテラスの鎮座地を求めて旅立った #元伊勢 #倭笠縫邑 の伝承も残ります 目次 笠山荒神社(奈良県桜井市笠2415) 倭笠縫邑・檜原神社 竈の神・三宝荒神 本文 笠山荒神社(奈良県桜井市笠2415) 笠山荒神社 南の鳥居に続く石段 御祭神:土祖神(つちみおやのかみ)、奥津彦神(おきつひこのかみ)、奥津比売神(おきつひめのかみ) 縁起。パンフレットより冒頭)笠山は荒神出自の源で、笠七岫七谷(かさ・ななみねななたに)の最高峰・鷲峯山(じゅぶざん)に鎮まり坐(ましま)す。往古の鷲峯山は、笠の如くに峻嶺(しゅんれい)にして入山を禁止された神奈備(かむなび)と仰がれており、笠の郷は、崇神七年(書紀)に天皇臨幸、八十萬神々(

                        【笠山荒神社】倭笠縫邑(やまとかさぬいのむら)伝承地 荒神出自の源【鷲峯山、じゅぶさん】 - ものづくりとことだまの国
                      • 笠縫と鏡作【3】三角縁神獣鏡の笠松形(笠紋様)について(文字多いです<(_ _)>) - ものづくりとことだまの国

                        はじめに 既に四五百枚以上報告されている #三角縁神獣鏡(銅鏡の縁が三角山形)は中国では発見されていません。また笠松形の紋様も中国には皆無(#王仲殊)であることから国産鏡と考えられます。笠松形の考察 #深江郷土資料館 #ヒミコの鏡 目次 三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)はヒミコの鏡ではないと考えられる理由 中国の王仲殊氏と日本の樋口隆康氏*4の銅鏡対論(1997年ごろ) 物証の伴った王仲殊氏の論考 笠松形は何をあらわすか?深江郷土資料館 見学で古代妄想 本文 三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)はヒミコの鏡ではないと考えられる理由 魏志倭人伝*1より。 西暦239年(紀元3世紀)、倭国の女王(ヤマタイコクの)ヒミコが魏に使者を送り、魏の皇帝から 銅鏡百枚 を下賜された*2という記述はたいへん有名ですね。 この百枚の銅鏡が ヒミコの鏡 と呼ばれ、すなわちそれが、三角縁神獣

                          笠縫と鏡作【3】三角縁神獣鏡の笠松形(笠紋様)について(文字多いです<(_ _)>) - ものづくりとことだまの国
                        • 【秦楽寺】境内 倭笠縫邑(やまとかさぬいのむら)伝承地のひとつ【笠縫神社】 - ものづくりとことだまの国

                          はじめに 近鉄笠縫(かさぬい)駅から徒歩約10分。秦一族のかつての居住地であった #秦庄(はたのしょう)の #秦楽寺(じんらくじ)。境内東南隅に倭笠縫邑伝承地のひとつ #笠縫神社(春日神社に隣接)。 目次 笠縫神社(秦楽寺境内・春日神社に隣接) 秦楽寺(じんらくじ)縁起 秦楽寺(じんらくじ)境内 本文 笠縫神社(秦楽寺境内・春日神社に隣接) (秦楽寺:34.54394971356749, 135.7921976611382)/奈良県磯城郡田原本町大字秦庄267番地/近鉄笠縫駅から徒歩約10分 左鳥居が春日神社(春日・稲荷・八坂の三祠)。右鳥居が笠縫神社 前回紹介した、天皇の宮殿で同床していた最高神アマテラス(御神体)が、八咫鏡(やたのかがみ)として伊勢に向かって旅立った(第10代崇神天皇~第11代垂仁天皇の時代)という 倭笠縫邑(やまとかさぬいのむら)伝承地のひとつです。 今は小さな祠で案

                            【秦楽寺】境内 倭笠縫邑(やまとかさぬいのむら)伝承地のひとつ【笠縫神社】 - ものづくりとことだまの国
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