壱岐の島、東端にゴツゴツとした玄武岩が露わとなった岬があります。左京鼻(さきょうばな)と呼ばれます。断崖絶壁ですが、手すりなどとりつけられておらず、自然そのままの状態が保たれています。 場所:長崎県壱岐市芦辺町諸吉本村触 座標値:33.788227,129.798656 玄界灘をみわたせる、きもちのいい広場↓ 広場を抜けて海岸へと近づくと、黒っぽい岩石で構成された岩場がひろがります。広場から海までの落差は約20mです。足がすくみます。下の写真、右側の岩場を眺めてみると、亀の甲羅のように、なんとなく規則正しいひび割れが生じているように見えます。これら岩石は玄武岩と思われます。玄武岩はマグマが地表近くで急激に冷えて固まった火山岩に分類されます。火山岩のなかでも有色鉱物がおおく含まれているので、写真のように黒っぽい色を呈しています。 地質図naviを参照すると、壱岐の島のほぼ中央部を北西から南東