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逢坂剛の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 作家・逢坂剛さんの話に圧倒されました

    「校閲至極」は昨年5月から東京、大阪の校閲記者が交代で執筆しているコラムで、このほど50回を超えました。校閲としてはプロですが、一般記者ではなく記事を書くことは素人同然の筆者ばかりです。その文のどこが高名な作家の注目するところになったのか。ややいぶかしく思いながら会談に臨みました。 会ってみたら驚きました。次から次へと出てくるのは日本語についての話題。作家としては言葉の使い方に関心を持つのは当然かもしれませんが、言葉を直すためそれなりの経験を積んでいる当方も逢坂さんの該博な知識量に圧倒されました。ああ、そういうことをしゃべりたかったのか、それで校閲を相手に選んだのかと納得しました。 「散見される」は「散見する」か たとえば―― なにかが「散見される」という言い方。本来は「散見する」だったということです。辞書の用例は「する」だと。それで思い出したのは、「校閲至極」に初めて拙文を書いたときのこ

      作家・逢坂剛さんの話に圧倒されました
    • 7 あでやかな落日 逢坂 剛 (1997) - 小説を 勝手にくくって 20選!

      【中古】 あでやかな落日 講談社文庫/逢坂剛(著者) 【中古】afb 価格: 200 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 現代調査研究所所長という肩書きだが、実質フリーの岡坂神策。通りすがりにふらっと入ったクラッシックギターコンサートの演奏者、無名の香華ハルナに強く惹かれた。20代前半の女性だがお世辞にも美人とは言えず、ぼさぼさ頭で野性的だが目の光が尋常ではなく、見事な演奏とともに存在感が残った。 業界トップ3に入る家電メーカー、アウロラ電機が会社のイメージ刷新も賭けて発表する新製品のイメージキャラクターを探している情報を、取引のあるセントラル広告社の紹介で聞き、岡坂は香華ハルナを推薦して見事選ばれる。そして始まる極秘キャンペーンの情報が、次々と業界紙にリークされて岡坂とハルカが窮地に立たされる。彼らを妨害しようとする人物はどこにいるのか、そしてその目的は何か。 【感想】 逢坂剛の作品と言え

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