日本のアニメーション産業の将来を担う人材の育成発展を目的としたプロジェクト「文化庁 令和2年度アニメーション人材育成調査研究事業」、通称「あにめのたね2021」。 「あにめのたね2021」詳細はコチラ(特集ページ) 2014年度より実施されてきた若手アニメーターの育成事業を、今年度はさらに拡大し、アニメーション制作の全ての工程に関わる人材の育成をめざして行われた。そのプロジェクトの1つ、「作品制作を通じた技術継承プログラム」を通して、制作受託先として選ばれた4社が短編アニメーションを制作した。 2017年に設立され、2020年4月に秋田に本社を移転した株式会社つむぎ秋田アニメLabは、今回育成事業に初参加、和風ファンタジー『龍殺ノ狂骨』をフルデジタルの環境で制作した。 絵コンテを使用せず字コンテから原画を起こし、あえて全身を描かせてフレームを後から決めるなど大胆な方法に挑戦したというが、な