開発スケジュールでは2023年度に完了の予定とか。 海上浮航時にロケット撃つためのシステム 2022年7月下旬、九州北部の演習場近くで、新装備を搭載した陸上自衛隊の装甲車両が確認されました。車両は水陸両用車「AAV7」。見慣れない装置を搭載して走る同車を、地元カメラマンが撮影しました。 どういう装備なのか、自衛隊に詳しい人に聞いたところ、「水際障害処理装置(地雷原処理装置)」というものだとのこと。これは防衛装備庁が2018年度から2023年度までの期間で開発を進めているもので、2018年度下半期にIHIエアロスペースと約34億円で契約を結んでいるそうです。 水際障害処理装置(地雷原処理装置)を搭載した陸上自衛隊のAAV7水陸両用車(伊藤洋平撮影)。 何をするための装備かというと、敵に占拠された我が国の離島などを奪還する際、陸上自衛隊の水陸両用車(AAV7)などを上陸させるにあたり、敵が海浜