宮城県内の三陸道などで、最高速度標識とともに「最低速度標識」が設置されています。しかし東北道などにはありません。そもそも珍しい標識、どのような理由で設置しているのか聞きました。 2車線から4車線に広がったら「最低速度標識」が現れた 最高速度の標識は一般的ですが、実は「最低速度標識」もあります。その珍しい標識に、宮城県内で遭遇しました。 拡大画像 左が最低速度標識。三陸道の4車線区間で見られる(乗りものニュース編集部撮影)。 三陸道を八戸から南へ走り、宮城県内の桃生豊里IC(石巻市)を過ぎると、暫定2車線の道路が4車線に広がります。最高速度も80km/hから100km/hに引き上がり、無料区間ながら、東北道などとほぼ同等のスペックに。この区間ではデジタル式の可変速度標識が上下に配置され、上の標識は「100」、下の標識は大型車の最高速度である「80」の数字を表示しています。 ただ、ICの合流部