ぐぐっと超広角系にシフトしたソニー「ZV-1 II」は“さすが三代目”の完成度 懸念はバッテリー:荻窪圭のデジカメレビュープラス(1/6 ページ) 今年(2023年)の春夏はVLOGラッシュかい! といいたくなるくらい続々とVLOG志向カメラが出てきたわけだけど、初代VLOGCAMを忘れてはいけない。ソニーの「ZV-1」である。発売からちょうど3年が経過した(ZV-1は2020年6月発売)。 1型センサーを搭載したZV-1から始まったVLOGCAMシリーズは、APS-CサイズのミラーレスVLOGCAM「ZV-E10」、広角単焦点レンズで自撮りをより意識した「ZV-1F」、そしてフルサイズのミラーレスVLOGCAM「ZV-E1」と上下にどんどん広げていき、初代VLOGCAMのリニューアルとあいなったのだ。 「ZV-1 II」の誕生である。 どこを新しくしたのか。 当然3年分の進化はあるのだが
ソニーは5月23日、ズームレンズ一体型のコンパクトカメラ“VLOGCAM” 「ZV-1 II」を発表した。ぼけ表現を生かし、「主役を引き立て、映える撮影が可能」という。6月23日発売で、実売12万円前後になる見込み。 有効約2010万画素の1.0型積層型イメージセンサーと新開発の18~50mm相当ズームレンズを搭載。背景をぼかすなど、主役を引き立てる撮影が行えるとしている。 レンズ一体型のVLOGCAMでは初めて「複数人顔認証機能」に対応した。グループ撮影では認識した全員の顔がくっきり写るようにカメラが自動でボケ量を調節。また従来機のユーザーに好評だったという「背景ぼけ切り替え」「商品レビューモード」も備える。 動画撮影は4K30Pまで対応。最大5倍のスローモーション撮影や最大60倍のクイックモーション撮影も可能だ。
撮影時の設定 カメラ側の手ブレ補正機能の設定を全てOFFにシャッタスピードを可能な限り速くする撮影した画像は、SONY謹製の動画管理ソフト、CATALYST BROWSEでブレ補正処理を行う必要がある CATALYST BROWSEでのジャイロスタビライズ処理の設定方法 PCに取り込んだ動画ファイルをCATALYST BROWSEでファイルリストを表示すると、ジャイロメタデータが格納されている動画にはアイコンが表示されている。動画のタイムラインスライダーでスタビライズ処理の開始ポイントと終了ポイントを指定する。動画のブレを見ながらクロップファクター量を調整することでスタビライズの強さを調整出来る。スタビライズを強くすると、動画のクロップ範囲も狭くなる。 CATALYSTによるジャイロスタビライズのメリット ハンドヘルド撮影ではワープスタビライザー(Adobe Premiere Pro)では
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