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ニュースの考古学の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 猪瀬直樹 著『禁忌の領域』より。政治と反社という「禁忌の領域」の存在を預言していたタイトル。ニュースの考古学って、すごい。 - 田舎教師ときどき都会教師

    取材に受け応えしながら、いっぽうでこの女性の年齢はどのぐらいなのだろうと思いめぐらせていた。年齢を訊くのは失礼なので、あとで調べた。五十八歳とわかった。 日本で五十八歳の現役女性記者が何人いるだろうか。しかもテーマを見つけたら、さっとニューヨークから東京まで、働き盛りの商社マンのようにひとっ飛びでやってくるような女性記者が、である。 ~略~ アメリカはベテラン記者があたりまえに活躍するのに、日本ではどうして若い記者しか現場に行かないのだろうか。そういうシステムによってもたらされる弊害について考えてみたい。 (猪瀬直樹『禁忌の領域』文藝春秋、1993) こんばんは。私の師匠の一人は58歳で、ありとあらゆる出世の誘いを断わり、ベテラン担任を続けています。そして毎年のようにクラスづくりの極意を同僚や保護者に提示し続けています。だから《若い記者しか現場に行かない》弊害は何となく想像できます。単純に

      猪瀬直樹 著『禁忌の領域』より。政治と反社という「禁忌の領域」の存在を預言していたタイトル。ニュースの考古学って、すごい。 - 田舎教師ときどき都会教師
    • 猪瀬直樹 著『ニュースの考古学』より。参議院の「存在感」について。日本人と「新宗教」について。予言の書。 - 田舎教師ときどき都会教師

      緑風会が最も勢力を持った時期は、昭和20年代から30年代前半にかけてだった。作家の山本有三らが音頭をとり、参議院の無所属議員が集まって院内交渉団体として成立するのである。名称は五月の新風と英語のミドル(中間)をもじったもので、いずれの党派にも偏らない、がモットーのゆるやかな連合体だった。 いわゆる55年体制ができて自民、社会の二大勢力の対立がはじまると、拘束のゆるい緑風会は草刈場となり滅んでいくのだが、最大で96名の会員数を誇り参議院の第一会派となった時期もあった。 一度、滅びたものはそれなりに滅びる理由を持っていたわけで、過去を美化するつもりはない。 ただ、アイディアは汲み取って損はないと思う。 (猪瀬直樹『ニュースの考古学』文藝春秋、1992) おはようございます。先日、贅沢なことに、永田町にある参議院議員会館で「勉強する」機会に恵まれました。国会見学で6年生の子どもたちと一緒に来たこ

        猪瀬直樹 著『ニュースの考古学』より。参議院の「存在感」について。日本人と「新宗教」について。予言の書。 - 田舎教師ときどき都会教師
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