1月20日の米国大統領就任式で自作の詩を朗読し、その力強いパフォーマンスで世界を魅了した若き詩人、アマンダ・ゴーマン。 そのセンセーションに惹きつけられ、世界各国で今年発売予定のゴーマンの詩集の翻訳企画が進んでいる。だが、詩の翻訳をめぐって騒動も起きている。 オランダの出版社ムーレンホフは、アマンダ・ゴーマンの詩集『The Hill We Climb (私たちがのぼる丘)』のオランダ語版の翻訳者に、2020年国際ブッカー賞を受賞した若手作家のマリエケ・ルーカス・レイネフェルト(29)を抜擢した。