こんにちは。夢中図書館へようこそ! 館長のふゆきです。 全国の城や史跡をぶらり旅する「夢中図書館 いざ城ぶら!」。現在、家康を辿る城旅を展開中…。 今日の夢中は、謎多き「松平信康事件」!家康は信長の命で妻子を殺した?岡崎ゆかりの史跡へ…です。 (左:松平信康首塚、右:築山殿首塚) ■松平信康事件 長篠の戦いで武田軍を一蹴…。戦国大名として確固たる地位を獲得した徳川家康。 しかし、その足元で思わぬトラブルが起きていました。それは後に「松平信康事件」と呼ばれるものです。 家康の嫡男、松平信康。その妻・徳姫は、姑の築山殿(家康正室)との関係も悪く、信康との夫婦仲は冷え切っていました。 信康自身にも日頃から乱暴な振る舞いが多く、徳姫は父の織田信長に12か条に及ぶ書状を送りました。なかには、築山殿が武田氏に内通していると訴えるものもありました。 不信感を持った信長は、家康家臣の酒井忠次と大久保忠世を