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社会脳の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • ウィルスは忖度しないモノと見るべきだけど人間の社会脳も同じようにモノとして見るべき - アンカテ

    社会脳仮説とは、人間の脳のチップ面積の半分は対人関係処理専用プロセッサが占めているという話だ。 「大型クルーズ船における新規感染症の対策について」という論文があって、「法的な強制力の適用条件」とか「船内特有のゾーニングの困難さとその対処」なんていう目次があったとしても誰も読まない。でも「岩田 VS 高山、インチキ野郎はどっちだ」という話になると大変な注目を集める。 注目を集めるだけではなくて、やりとりを見ているうちに、問題の構造を多くの人が普通より理解し始める。 カードの数当てゲームみたいな問題を、数学的な複雑性や構造をそのままにして「チートしているのはこの4人のうちの誰でしょう?」という問題にすると、正答率が有意に上がるという研究があるそうだ。 人間は、モノの論理を考えるより、対人関係の中の問題を解く方がずっと得意なのである。 これは歴史が古く、人間が猿だった頃からそうだった。そもそも、

      ウィルスは忖度しないモノと見るべきだけど人間の社会脳も同じようにモノとして見るべき - アンカテ
    • 日本は不安傾向の高さが“活かされた”社会 脳科学者・中野信子氏が語る、日米の国民性の違い

      上智大学で行われた脳科学者・中野信子氏の講義「世界から見た日本」。本パートでは、これまでの上智大学での講義を振り返るとともに、「アートと脳科学」をテーマに、切っても切り離せないアートとブランディングの関係性について語りました。 国民性や文化の違いは何に起因するのか? 中野信子氏:みなさん、こんばんは。今日はよろしくお願いします。 毎年、この時期に集中講義として来させていただいておりますが、私の声を生で聞くのもきっと初めての方ばかりですよね。これまでに何回か聞いたことがあるという人は、いらっしゃいますか? もう2回目で、また話を聞いちゃったなどという人はいませんか? うん、それならいいですね。同じ話を2度も聞くと飽きちゃうでしょうからね。ざっくり振り返ると、去年はこういった話をしました。 国民性や文化の差は、みなさんも感じているとおり、確かに存在するものです。上智大学にも外国から来ている人も

        日本は不安傾向の高さが“活かされた”社会 脳科学者・中野信子氏が語る、日米の国民性の違い
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