2015年9月12日のブックマーク (2件)

  • 米軍から見た帝国陸軍末期の姿〜本当に天皇や靖国のために戦っていたのか?(一ノ瀬 俊也)

    「規律は良好」「準備された防御体制下では死ぬまで戦う」「射撃下手」「予想外の事態が起きるとパニックに」……あの戦争の最中、米軍は日兵について詳細な報告書を残していた。”敵”という他者の視点から、日人には見えない問題をえぐった話題の書、一ノ瀬俊也『日軍と日兵 米軍報告書は語る』より「第二章 日兵の精神」を特別公開します(全3回)。 日兵の戦争観 対米戦争についてどう考えたか この章では、米軍のみた日陸軍兵士(捕虜となった者も含む)の精神や意識のかたちについて、士気や死生観、そして性の問題にも注目しつつ考えていきたい。兵士たちはこの対米戦争の行く末をどう考えていたのだろうか。 先にとりあげた元捕虜の米軍軍曹(*)は、IB(**)1945年1月号「日のG.I.」で日兵たちの言動を次のように回想している。 *この軍曹は日軍の捕虜になり、戦争中に解放された。1年以上共に暮らした日

    米軍から見た帝国陸軍末期の姿〜本当に天皇や靖国のために戦っていたのか?(一ノ瀬 俊也)
  • 戦後社会の特徴、作家の東浩紀さんが読み解く:朝日新聞デジタル

    戦後日の転換点を巡る二つのアンケートには、計1449件の回答が寄せられました。戦後のスタートから15日でちょうど70年。最終回の今回は、戦後はいつまで続くのか?という質問に対する回答から、作家の東浩紀さんに、私たちがいま生きる戦後社会の特徴を読み解いてもらいます。 70歳以上の人たちの回答に、はっとさせられるものが多かった気がします。激動の時代を生きてきた体験を通し、主張の違いはあれ、語らずにいられない大切なことを、自分の言葉で発していた。 「敗戦」時12歳。友だちの死を何人も見てきました。せめて100年は「戦後」として為政者は反省して欲しい。二度と戦争はすべきではない。(男性・70歳以上、「戦後」はまだ当分続く) 私たちは日国憲法を支えに立ちあがったので、憲法の精神が根付かないうちは戦後。徹底した民主国家であるはずが、成熟せず崩れつつある現在は戦後です。(女性・70歳以上、「戦後」は

    戦後社会の特徴、作家の東浩紀さんが読み解く:朝日新聞デジタル