夜間も積極的に生産・消費をするようになり、不眠化した都市の活動。人びとはいかに夜を明かし、眠りについてどんな認識や習慣を生み出してきたか。夜の活用に対する志向や動き、安眠グッズ・睡眠学習器・眠気覚ましなどの商品の変遷を取り上げ、眠る/眠らないことの両方を同時に要請する産業社会の特性を追究。私たちの生活と睡眠の関係史に迫る。 序章 安眠/不眠を欲望する社会…右田裕規 Ⅰ部 眠らない工場の出現―生産領域の不眠化 第一章 規範化する睡眠とロマン化する不眠―二〇世紀初頭における睡眠言説のマッピング―…近森高明 はじめに―「この俺の不眠」と「みんなの睡眠」 一 睡眠言説のマッピング―睡眠はいかに語られたか 二 規範化される睡眠―睡眠言説の構造分析 三 ロマン化される不眠―例外者の括り出し おわりに―現代に続く「よき睡眠」と「よき人生」のループ 第二章 「夜なべ」の近代史…右田裕規 はじめに 一 近世
洗濯物が溜まっていない、きちんと服が片付けられている、身の回りのそこかしこにケアがあります。生産性至上主義の社会からケア中心の社会への転換を考える、『ケアしケアされ、生きていく』より「はじめに」を公開! ケアって、一見すると「弱者のための特別な営み」のように思う人も多いでしょう。でも、実はあなたの日常がなめらかに、つつがなく廻っているのは、普段意識していない、気づかないところで、ケアがうまく埋め込まれているのです。 例えば、洗濯物や洗い物が溜まっていない、きちんと皿や服が片付けられている、歯ブラシや洗剤、トイレットペーパーのストックが買いそろえられている、布団が干されていて、賞味期限が切れる前に食材がうまく使われ、冷蔵庫のストックは補充されている……。これらは、誰かが気にかけないと維持されない、という意味で、ケアです。また、あなたが今、ここに生きているのは、これまで赤ちゃんの時から膨大な「
<blockquote class="embedly-card" data-card-key="d9a25370aa944b40bd6d3c3b470e6e6b" data-card-controls="0" data-card-branding="0" data-card-type="article"><h4><a href="https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721312-6">なぜ働いていると本が読めなくなるのか|集英社 ― SHUEISHA ―</a></h4><p>【人類の永遠の悩みに挑む!】「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。「仕
【書評】子どもたちはインターネットやゲームの世界で~ - 2024.01.18 【書評】子どもたちはインターネットやゲームの世界で~ - 2023.11.08 【メディアで紹介されました】『子どもたちはインターネットやゲームの~』 - 2023.09.20 【書評】子どもたちはインターネットやゲームの世界で~ - 2023.09.13 【honto第1位】子どもたちはインターネットやゲームの世界で~ - 2023.08.31 【楽天ブックス第1位】子どもたちはインターネットやゲームの世界で~ - 2023.08.31 【楽天ブックス第1位】子どもたちはインターネットやゲームの世界で~ - 2023.08.22 【honto1位】子どもたちはインターネットやゲームの世界で何をしているんだろう - 2023.08.14 【最新刊】子どもたちはインターネットやゲームの世界で何をしているんだろう?
紹介 【発売たちまち重版!】 生きる力、リーダーシップ力、コミュ力… ◯◯力が、私たちを苦しめる。 組織の専門家が命をかけて探究した、他者と生きる知恵。 前職では「使えない」私が、現職では「優秀」に。 それって、本当に私の「能力」なの? 移ろいがちな他人の評価が、生きづらさを生み出す能力社会。 ガン闘病中の著者が、そのカラクリを教育社会学と組織開発の視点でときほぐし、 他者とより良く生きるあり方を模索する。 ―朝日新聞「タイパ社会」特集ほかメディアで話題!――――― 「能力論の新しい地平をひらいた、学術的にみても優れた本だと思います」 大学時代の師 苅谷剛彦さん(オックスフォード大学教授) 「『能力』にすがってしまうのは、 不確定な人生を少しでも確かだと思いたい、 私たち人間の弱さゆえなのでしょう」 執筆伴走 磯野真穂さん(人類学者) 「俺にケンカ売ってんの? 君いい度胸してるな」 ケンカ
2023.10.16 【終了しました】第5回リレートークイベント詳細決定!『根っからの悪人っているの?』刊行記念 坂上香×ブレイディみかこトークイベント「被害と加害の語り方」>>詳細・お申し込みはこちら
マルクス・ガブリエルの次へ! 今世紀に入って、カンタン・メイヤスー、マルクス・ガブリエル、グレアム・ハーマンらの「新しい実在論」が一世を風靡した。これについての鮮やかな解説書で好評を得た新鋭哲学者が、オリジナルの哲学マニフェストを書き下ろす! 閉塞感ただよう時代、とくに若者は「自己実現の自由」に飽いて、個々人の「小さな幸福」に閉じこもる。しかし社会的「自由」を放棄すればカネの力やハラスメントがのさばり、「幸福」も脅かされる。幸福、そして自由を確保するためにいま必要なのは、哲学がもつ「合意を形成する力」だ――。現代実在論からポストモダン思想へ遡り、近代哲学の可能性を捉え直して、真の「多様性」を守るための哲学の原理を示す。
「会議でコメントを求められると、あわててパニックになってしまう」 「社会問題について意見を求められてもテレビやネットの受け売りになってしまう」 「就活のグループディスカッションで考えが何も思い浮かばない」 …このように、自分の意見が思いつかない(どう考えたらいいのかわからない)という状況はよくあります。 私たちは学校や日常生活で「自分の意見」を述べる機会を持たないまま、社会に出ます。そのため、コメントを求められると何をどう考えればいいいのか、迷ってしまうのでしょう。 でも、考えるときの「手がかり」さえつかめれば、オリジナルの意見を組み立てることが可能です。 本書は、この「手がかり」を5つのステップでマスターできるよう設計しました。 5つのステップとは、フランスの高校生たちが受験する高校卒業認定試験(バカロレア)の哲学科目対策をアレンジしたもの。 これでもう、「あなたはどう思いますか?」を怖
ニュース&トピックス 2023.02.17 心、体、お金の悩みを「子どもの権利」で考えよう。書籍『きみの人生はきみのもの』 書籍・アーカイブ紹介 谷口真由美さんと荻上チキさんによる書籍『きみの人生はきみのもの』が、〈NHK出版〉より発売されています 子どもの悩みを「権利」の観点から解決へと導く書籍 「校則を変えたい」「いじめにあっていてつらい」「親にお年玉をとられた」……そんな悩みや疑問を子どもの「権利」の観点から紐解く書籍『きみの人生はきみのもの』が、2023年1月に〈株式会社NHK出版〉より発売されました。 本書は、子どもたちがよく悩んだり疑問に思ったりする24の状況を取り上げ、どう解決したらよいかを考える本です。それぞれの状況に対して子どもがどんな権利を持っているか、「日本国憲法」や「子どもの権利条約」に基づいてわかりやすく紹介しながら、その権利を生かしてどのように行動していったら良
Prologue このたびは本書『まるごとアトピー』を手に取ってくださりありがとうございます.この本は診察室の机に並べておけるアトピー性皮膚炎のハンドブックという位置づけでつくりました.皮膚疾患は多彩なうえ,近年の新薬ラッシュの影響を受け,情報をキャッチアップするのも大変です.私自身,自分の専門外の疾患に関しては最新の治療を行えているのか自信がないこともあります.アトピー性皮膚炎の治療は急速に進歩し,どうなっているのかわからなくなっている先生もいらっしゃるのではないでしょうか.本書は治療に難渋する患者さんが受診したとき,パッと手に取り,すぐに調べられるような体裁となっています. 外来で患者さんから聞かれる内容は薬のことだけではありません.日常生活に関する質問を受けることもしばしばです.「食べちゃいけないものはありますか?」「空気清浄機はあったほうがよいですか?」「体を洗うときに石鹸を使って
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く