2月23日、DDoS攻撃対策を中心としたセキュリティ製品を提供するアーバーネットワークス(Arbor Networks)は、サービスプロバイダーを対象とした調査レポートを披露し、最新の攻撃の動機やメカニズムについて説明した。 DDoS攻撃の実態とそれを引き起こす背景 発表会において、米アーバーネットワークスのカルロス・モラレス氏はまず会社概要について説明した。アーバーネットワークスは1999年に設立されたITベンダーで、「Arbor Peakflow SP」をはじめとする通信事業者やデータセンター向けのDDoS対策製品を提供している。2004年には日本法人が設立されており、同日付でKDDIがDDoS攻撃対策としてArbor Peakflow SPを導入したことが発表されている。 続いてモラレス氏は、同社のセキュリティリサーチチームが年に1回の割合で提出している「ワールドワイド・インフラスト
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