WordやExcelで作られた日本語の文書で、たまに斜体を使っているものを見かけることがあります。日本語文字に斜体ボタンを適用すると強調になるどころか、かすれた文字になったり、読みにくくなったりして、読み飛ばされることもあります。日本語の使い方として間違いです。 あえて文字を変形することによって自己満足しているのかもしれませんが、読む人にとっては極めて不快に感じます。そこで、今回は、日本語で斜体ボタンを使うことが絶対に許されない理由と、正しく文字を斜めにする方法を解説します。 「ワードアート」シリーズ(この記事は第8回です) 透明なテキストボックスの書式と行間の調整を極めるための練習問題 ワードアートは白抜きと二重の袋文字を最初に教えるべきである ワードアートに影をつけることが必ずしも効果的とは限らない 文字を縦横に引き伸ばす方法とテキストボックスの回転、反転、変形 文字を変形して記号や絵