印刷 「香川県立丸亀高等女学校運動会 フットボール」と説明書きがあった写真=県立丸亀高提供「フツトボール」と説明書きがあった写真=県立丸亀高提供 大正時代に女子生徒がサッカーを楽しんでいたとみられる写真を使った2種類の絵はがきが見つかったと、香川県丸亀市が29日発表した。市は今後、「なでしこジャパンの先駆けの地」としてPRするという。 いずれも丸亀城を背景にした校庭で、はかまの裾をしぼった女子生徒20人ほどがボールを追いかける光景が写っていた。市立資料館で見つかり、同じものが旧県立丸亀高等女学校(現丸亀高)でも確認された。撮影年は不明だが、1921(大正10)〜22年の資料を入れていた袋の中にあったという。丸亀高によると、20年の卒業生が戦後書いた文集に「フットボールがすきで大根足になった」との記載があるという。 丸亀高の卒業生でなでしこジャパンGKコーチの前田信弘さん(38)は「先