西日本で部分日食=日没直前、那覇で最大6割 西日本で部分日食=日没直前、那覇で最大6割 15日夕、関東より西の地域で太陽の一部が欠ける部分日食が起きる。国内では西に行くほど欠ける割合が大きい上、日没が遅いため好条件となり、那覇では日没直前の同5時58分ごろ、最大で太陽の約6割が欠ける。 気象庁によると、同日夕の那覇の天気予報は晴れ。雲も少なく、観測に適したコンディションだという。 国立天文台によると、那覇では15日午後4時48分ごろから欠け始め、最大で約62%が欠ける。しかし、太陽の一部が地平線の下に入るため、実際に最もよく観察できるのは、日没前の半分くらい欠けた状態という。 日本で日食が観測できるのは、皆既日食となった昨年7月22日以来。日の入り直前でも太陽を直接見ると目を痛めるため、国立天文台は日食観測用の遮光グラスを使うなど安全な方法で観測するよう呼び掛けている。(2010/0