同志社国際高校の過去の文集を確認する限り、沖縄研修旅行において、かろうじて多角的な視点を提供していたのは、過去に実施されていた普天間高校の生徒との交流プログラムだった。 2015年3月の旅行まで、計7回の実施では、主に3日目、ホテルで一緒に夕食をとり、出し物を披露し、グループディスカッションを行うというものだった。その7年間(手元には6年分の資料のみ)で、基地の近くで暮らす同世代から、挙げきれないほどの様々な意見を聞いたことが残っている。 「基地はなくなって欲しい。」 「基地があることに賛成か反対かで聞かれると答えが難しい。」 「基地がなくなったら、困る人も多い。」 「騒音は本当に困る。」 「騒音は気にしたこともない。」 「基地がここからなくなればいいというものでも無い。移設先の人がどう思うか。」 「クラスの中にも親が基地で働いている人がたくさんいる。」 「米兵のことを怖いと感じるし、事件

