3名のサラリーマンが飲み物を注文しました。1人が生ビール、あとの2人はコーラとウーロン茶です。つまみ料理はありません。3人は「お疲れ!」と言って乾杯すると、30分ほど静かに会話をして解散。ぞろぞろと駅の方向に歩いていきました。 私が「姫路ひろめ市場」で見た、ごくごく一般的な光景です。「これが姫路のスタイルなのか・・・!?」。私は、高知とのあまりの違いに驚き、戸惑いました。 その違いに気づくのが遅かったことが、姫路ひろめ市場が「失敗」した大きな原因だったのかもしれません。 「乗りかかった船だ」と姫路ひろめ市場の設立に参画 高知市の商店街で振興組合の理事長をしていた私は、商店街活性化の方策として「ひろめ市場」を企画し、オープンさせました。1998年10月のことでした。 ひろめ市場は、今や年間に約200万人ものお客さんがやって来る四国有数の人気スポットになりました。地域活性化の成功事例としても全
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