触れるのも馬鹿馬鹿しいが笑ってもいられない問題も含んでいるので、今回はNHKに対する8400人訴訟について書こうと思う。 今回の訴訟、はっきりしているのはそれは全くもって頭空っぽの連中による集団訴訟にほかならない。慰謝料一人一万円だということだが、債務不履行でやるにしてもあるいは不法行為でやるにしても法的な「因果関係」や「損害」自体ないことは明らかであるし、それ以前に「訴えの利益」の存在すらあるのかどうか。 ようするに今回のできごと「暇人の」「暇人による」「暇人のための」道楽訴訟である。こんなもののために裁判所をわずらわせること自体、彼らの行為は社会的害悪といっていい。 こういう馬鹿な連中は、NHKに対して何かとにかくいやがらせがしたい。訴訟はそのための「道具」というわけである。それは、質的には総会屋や右翼団体による集団嫌がらせとなんら変わらない。自分の気に入らないことがあれば、とにかく嫌