糖尿病とはよく耳にすると思いますが、どんな病気なのかご存知でしょうか? なぜ怖い病気といわれるのでしょうか? この記事では糖尿病について、診断、治療や合併症、予防の方法まで分かりやすく解説したいと思います。 糖尿病とは? 糖尿病は血液中にブドウ糖が必要以上にある状態が長く続いてしまう病気です。 血液中にあるブドウ糖は血糖と呼ばれます。 ブドウ糖は、白米など炭水化物に含まれる糖質が細かく分解(消化)された、一番小さい単位の糖のことです。 炭水化物を食べると、口の中から胃にかけて消化されブドウ糖となり、腸から吸収されます。 ブドウ糖は血液にのって全身を周り、体を動かすエネルギー源となります。 人間の体の血液の量が4.5Lとすると、血液中には常に約4gのブドウ糖が必要になります。 血糖値という数字で表すと80~90dl/㎎となります。 もしブドウ糖が全身に行きわたり、それでも余る場合は、筋肉や肝