イラク邦人人質事件から、拉致被害者家族への バッシング、こんどのマンション偽装設計まで、 希望格差社会の住民の不思議な心性が見えてきた ブログ記事とコメント欄との葛藤 公的資金の投入が決まって以後、耐震偽装のマンションに住んでいる住人に対するプレッシャーが強まっているらしい。 たとえば、偽装設計マンション住民のブログ『「揺れるマンション」顛末記』のコメント欄には暴言があふれていた。支援のために税金が使われるのが不満で、八つ当たり的に攻撃しているようだ。 これまでの震災のときには、政府は頑なな態度をとってきた。それなのに今回は何だという感情が反発に輪をかけている。 当然ながら、政府だって、根拠なく 税金を使おうとしているわけではない。行政に責任があると認めたからこそ決めたわけで、そもそもそう判断したのは政府で、被害者住民に責任があるはずはな い。 当たり前のことのようだが、右のブログのコメン