前回、「虐殺があったのは確かだろうけど、30万人ってのもないよね」という”中立”意見だっておかしいよ、と指摘しました。 なんでこういうおかしな思考が蔓延するかというと、 南京事件なかった説=ネトウヨの極論 南京事件犠牲者30万人説=サヨクの極論 と、これらが左右の鏡像であるかのように捉える傾向があるのでしょうね。(実際には、この構図が偽の構図であることを青狐さんが指摘済みです。((http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20090602/p1))) 以下は、南京事件の話題にふっと立ち寄って、うっかり”中立”意見を述べてしまったような人を除いた考察です。 ”中立”意見論者の中には、上記の両極論者を病的と捉えているかのような態度をとる人もいましたが*1、その認識は実態にそぐわないですね。 むしろ、両極論者を否定しておけば、自分は批評されない安全地帯にいることができるは