「君が代」斉唱時の不起立を理由に嘱託採用を拒否された元教師13名が、都に損害賠償を求めていた事件で、2月7日東京地裁(中西茂裁判長)が判決を出 した。判決は「不起立を理由に採用拒否をするのは、都教委に許された裁量権を逸脱している」と厳しく都を指弾し、1年分の給料にあたる1人約210万円 の損害賠償を命じた。一報が伝わると地裁前では大きな拍手が起きた。ある教員は「ほっとした。これで生徒に胸を張って教えられる」と涙を浮かべた。弁護 士は「勝訴だが、違憲判断がなかったことには不満が残る」と語った。 ☆嘱託不採用裁判判決☆ 東京都の日の丸・君が代の強制に従わずに処分された教員の嘱託採用が不合格とされたことに対して、これを不当として損害賠償を求めていた裁判。原告は 13人。 結論(判決主文) 被告東京都は、原告13人に対して、一人あたり約212万円の損害賠償を払え。 理由 1.本件職務命令が憲法19
●採決禁止 東京の先生は気の毒だ 〜朝日新聞社説 今日(15日)の朝日社説から・・・ 採決禁止 東京の先生は気の毒だ あきれる、というよりも、思わず笑ってしまう、こっけいな話ではないだろうか。 東京都教育委員会が、都立学校の職員会議で先生たちの挙手や採決を禁止したことだ。 都教委は今年初め、高校など263校の都立学校に対して運営のあり方を自己点検させた。その結果、学校行事などのやり方をめぐり職員会議で挙手や採決をしていたところが十数校あった。 学校を運営する決定権は校長にある。職員会議は校長の仕事を補助する機関にすぎない。校長が職員会議の意見に影響されるのは、けしからん。 そう考えた都教委は、全校に「学校経営の適正化」を求める通知を出した。その中で「挙手、採決などの方法で職員の意向を確認するような運営は行わないこと」と述べた。さらに念を入れて、児童や生徒の成績判定、卒業認定についても職員会
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