モテたい。 それは男なら誰もが思う当たり前の感情じゃないだろうか。 でもモテたいという話はよく聞くが、世の中のすべての女にモテたいのか? 答えは否だ。 俺はなんとも思っていない女にストーカーまがいの好意を受けて、本気で怖かった覚えがある。 そう考えるとモテたいの本当の意味はこうだ。 自分が好きな女にモテたい! そうなのだ。 お前がモテたいのはそこらへんを当たり前に歩いている女ではなく、店に入ってきた瞬間に店内の男たちからの視線を一心に集めるような美人なのだ。 と、ここまで読んできた男の中にはこう思っているやつもいるだろう。 俺はそこそこモテるから恋愛本なんて読む必要はないと。 だが、そんなやつには俺のラグビー仕込みの強烈タックルをお見舞いして、男臭いスクラムの輪の中に放り込まなければならない。 今回紹介する水野敬也の「LOVE理論」の中にこんな一文がある。 お前は、スカーレット・ヨハンソン
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