新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、医療機関への通院を控えた人の7割近くが体調の悪化を感じていないことが、健保連=健康保険組合連合会のアンケート調査で分かりました。 健保連はことし9月、全国の20代から70代の男女4623人を対象に、新型コロナウイルスによって医療機関へのかかり方などに変化があったかどうかアンケート調査を行いました。 それによりますと、高血圧や糖尿病などの持病があると回答した3500人のうち、24.7%の人が緊急事態宣言が出ていた期間に、通院の頻度を減らしたり、取りやめたりして通院を抑制していました。 一方で、通院を抑制した人の69.4%は「特に体調が悪くなったと感じない」と回答しました。 こうした人の多くは、1度に長期間分の薬の処方を受けたり、オンライン診療を受けるなどしていたということで、健保連は「適切な医療を受けながら、患者にとって最適な組み合わせを探る必要がある」
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