巨大マーケットに成長したモバイルコンテンツ市場、満10歳 2009年2月に10周年を迎えたiモード。これは同時にモバイルコンテンツ市場にとっても10回目の誕生日が訪れたことを表している。10年前はモノクロ画像や、音色の少ない着信メロディ、250文字制限のメールなどが「最新コンテンツ」であった当市場であるが、今や多くの著名アーティストがCD発売前に着うたフルを配信し、「ファイナルファンタジー」を始めとする人気ゲームはモバイル専用に続編やオリジナルストーリーをリリースするようになり、紙ではモノクロだった「ドラゴンボール」などの名作マンガは色鮮やかに着彩された電子書籍として配信されるようになった。 そんな他のメディアでは手に入らない、魅力的なコンテンツが溢れるモバイルコンテンツ市場の市場規模は2007年時点で年間4233億円に達しており(2008年7月MCF発表)、2008年度はさらに1回り大き
IDC Japanは3月18日、2008年第4四半期と2008年年間のメーカー別携帯電話出荷台数を発表するとともに、同市場の今後の見通しを発表した。 同調査によると、2008年第4四半期の国内出荷台数は前年同期と比較して32.8%減の809万台にとどまり、5四半期連続のマイナス成長となった。市場が急速に縮小した主な要因としては、通信キャリアが相次いで導入した「割賦販売方式」への切り替えにより、一般ユーザーが端末を買い控えていること、通信キャリア側の在庫問題が完全に解消されず、出荷台数にマイナス影響を与えていること、景気低迷により、端末販売台数の落ち込みに歯止めがかからないことという3点が挙げられている。 同四半期の端末メーカー別出荷台数のシェアは、第1位がシャープとなり、11四半期連続で首位を守った。しかし対前年比で出荷台数を見ると、市況悪化の影響を大きく受けたことから2桁のマイナス成長と
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