今回書いたのは結局のところ「選択式設問の限界」の話。ただし、たとえ記述であるにしても、長文速読主義、難解複雑信仰、そして読解偏重という根本を変えない限り、国語授業ないし国語テストの改革はない。 詳細→ http://ow.ly/sIvFx
小学4~6年生の学習度合いを測る2012年度のテストで、前回の「ゆとり教育」時代の03年度と同じ問題の正答率を比べたところ、正答率が前回より高かった問題が、低かった問題より多かった。文部科学省の調査で分かった。 テストは「小学校学習指導要領実施状況調査」。13年2~3月、全国911校の約11万人が受けた。11年度に全面実施された現行の学習指導要領が掲げた「思考力・判断力・表現力の育成」などをみた。 社会、算数、理科で前回と同一問題の正答率を比較すると、計45問中23問で前回を上回り、明確な差がなかったのが13問、下回ったのが9問だった。前回から教わる学年が変わった学習内容に関する問題を含めても、計70問中30問で正答率が前回を上回り、明確な差がないのが17問、下回ったのが23問だった。 児童に教科ごとに聞いた意識調… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
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