我が憎しみのVLOOKUP VLOOKUP関数の呪縛 下のような表(図1-1)が与えられている。連番、書籍のタイトル、ISBNコード、著者と訳者のリストである。B12に入力された数字(連番)に対応するタイトルをD12に表示するように関数を組み込みなさいと言われたら、どうすれば良いだろうか。 図1-1 このような場合に頻繁に用いられるのがVLOOKUP関数だ。下の例のように範囲をA2:B10、検索値にB12セル、列番号に範囲の相対的な位置を設定して利用する(図1-2)。 図1-2 [検索方法]は、検索対象が文字列の場合、原則FALSEにしておけば良い。 結果は下のようになる。 図1-3 範囲A2:B10の最も左の列(A列)から、検索値に一致するセルを検索し(A4セル)、該当の行の2列目(B列)の値を表示している(図1-3)。 自由無き関数はただ地に転がる石ころのごとく しかし、VLOOKU