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ブックマーク / www.enkyouhyakka.com (1)

  • 中国雑貨 燕京百貨 鼻煙壺

    明の時代(1368~1644)にイタリアからから中国に伝わった嗅ぎ煙草は、 上流社会を中心に中国でも大流行しました。 初めは輸入された鼻煙箱に入れ持ち歩いていたそうですが、欧州と違い湿気の多い中国では 高価な嗅ぎ煙草を湿けらせない為にも、 密封度が高い壷状の容器が考えられました。 はじめはその頃薬を入れるために使われていたガラスの小瓶を代用品として使っていました。 これが鼻煙壷の原型となりそれが、その後の清(1636~1912)時代の極盛期を経て、 携帯用の容器から芸術性を競うものへと性格を変化させていきます。 その時代は北京の宮廷内に鼻煙壺を専門に作る工房が置かれ、 そこで作り出される『皇帝の鼻煙壺』は、その他の民間で作られる雑多な物と区別するため 『官料鼻煙壺』と呼ばれ、 主に家臣への褒美や外交時の手土産などに使われました。 鼻煙壺素材もまたさまざまに分化し金や銀や錫の金属製・玉や瑪瑙

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