4月22日、不動産市場の過熱で居住コストが急上昇している北京に、広さが2平方メートルの「カプセル・アパート」が登場(2010年 ロイター/Petar Kujundzic) [北京 22日 ロイター] 不動産市場の過熱で居住コストが急上昇している中国の北京で、元電子エンジニアの男性(78)が「カプセル・アパート」を作った。若い人たち向けに、たとえ小さくても「足場」を得る機会を提供するのが狙いだという。 個室の広さが2平方メートルというこのカプセル・アパートは、月当たりの賃貸料が250─350元(約3500─4800円)。 22日付の政府系経済紙、中国証券報は、経済の健全性や社会の安定のため、中国は短期的な痛みを伴うとしても、不動産バブルに対処する必要があると指摘。「金融緩和が住宅バブルを招いたことを考えると、金融引き締めを通じて住宅バブルを是正する必要があることは明らかだ」としている。