次期Mac OS Xの “Leopard(レパード)”は、米アップルコンピュータ社にとってWindows系OSに一大勝負をしかけるチャンスとなる。 最近では次期Windows“Windows Vista(ウィンドウズ ビスタ)”の完成が遅れに遅れていることもあり、Windows系のジャーナリスト達も、話題を求めてMacを扱い始めている。特に『Boot Camp(ブートキャンプ)』や『Parallels Desktop for Mac(パラレルズデスクトップ)』の登場以降は、Windows系メディアも積極的にMacを紹介するようになった。 この流れを維持したまま、一般ユーザーたちも一気にMac OSに取り込めるかどうか――Leopardはそうした重要な役割を担っているのだ。 米国時間の7日に開かれたWWDCの基調講演ではLeopardの紹介が目玉となったが、その前にちょっとした余興が用意され