「ある日、森で経済学者が『クマの糞』に出会ったら…」というお話 2人の経済学者が森の中を歩いていました。 すると道の途中に「クマの糞」が落ちています。 経済学者Aが、経済学者Bにこう言いました。 「そのクマの糞を食べたら100ドル払うよ」 経済学者Bは100ドルを手に入れるため、言われた通りのことを実行しました。 そして2人は歩き続けます。 しばらく進むと、また「クマの糞」が落ちていました。 今度は経済学者Bが、経済学者Aに言いました。 「そのクマの糞を食べたら100ドル払うよ」 経済学者Aは、言われた通りのことを実行しました。 そして2人は歩き続けます。 経済学Aがこう言いました。 「僕らは2人ともクマの糞を食べたが、何の意味もなかったと思わずにはいられない」 すると経済学者Bはこう答えました。 「全く何にもなっていないことはない。2人ともGDP(国内総生産)を200ドル引き上げたからね