政治的な発言も、下ネタも、世の中を憂いていることも、選挙へ行くことも全部をひっくるめて、自分ができることとして音楽を鳴らしてきたロックミュージシャン・横山健さん。一貫してブレのない姿勢で在り続ける横山健さんのロックミュージシャンとしての思いを編集長・後藤正文が話を伺いました。 横山「いやぁ、今回は眼鏡対談ということで」 後藤「(笑)、前から健さんと話したいと思っていて。ジャンル分けみたいなのは嫌いですけど、やっぱり震災以降、パンクスと言われる人たちが積極的に体を使って動き始めたじゃないですか。僕らからするとひと世代上で、DIYの旗印を掲げてやってきた人たち。もう自分たち独自のルートでどんどん動き出したっていうのが印象的だったし、すごく励みになったんですよね。僕らの世代はちょっと億劫というか、動くのに時間がかかってしまう。それでも半年ぐらいでなんとか合流できたから、良かったなぁと思うんですけ