UKの音楽誌『PROG』が主催する<Progressive Music Awards 2013>の受賞アーティストが発表された。2度目を迎える2013年のアワーズでは、ホークウィンドのデイヴ・ブロックが功労賞を受賞した。 ◆ホークウィンド画像 「素晴らしい名誉だ」と喜んだブロックは、若いアーティスト達をこう激励した。「大変な業界だよ。アップ・ダウンが激しい。でも、僕はミュージックを芸術形式だって考えている。だから、若いパイオニア達! 僕らのミュージックの世界には改革の余地がいっぱいあるんだよ」 このほか、ベスト・アルバムにポーキュパイン・トゥリーのスティーヴン・ウィルソンの『The Raven Who Refused To Sing (And Other Stories)』、バンド・オブ・ザ・イヤーにマリリオン、プログの神にジェスロ・タルのイアン・アンダーソン、巨匠に元ドリーム・シアターの
発電所の上空を巨大なブタのバルーンが飛ぶピンク・フロイドのアルバム『Animals』(1977年)のアートワークを手がけたデザイン・グループ、Hipgnosisのオーブリー・パウエルが、制作時の思い出を語った。 ◆『Animals』画像 まずは、ブタを飛ばすことになった経緯をパウエルはUKのマガジン『Time Out』のインタビューでこう話している。「ある日、ロジャー・ウォーターズから呼び出されて“バターシー発電所で何かしたいって考えている”って言われたんだ。彼、(発電所の)近くに住んでて、窓から見えていたんだよ。当時、発電所はまだ動いてて、煙突からスチームが出ていた。バンドはちょうどツアーのためにブタのバルーンを作ったばかりで、ロジャーと僕は発電所を見上げて、“煙突の間にブタを飛ばしてみよう”って言ったんだ」 ファンはすでにご存じのように、撮影の日、ブタが係留装置から外れ逃亡する(?)事
UKで唯一PVが作られたこの曲を。1979年、セカンドアルバム『Danger Money』収録曲。 いやあ、みんなイケメンですね。 要塞の如きドラムセットに囲まれたボジオ、同じく要塞の如く積み上げたキーボードを縦横無尽に弾き倒し、尚且つクリスタルヴァイオリオンを構えるジョブスン、センターでプレシジョンベースをボコボコ弾きながら、朗々と歌い上げるウェットン。 これほどテクニックとルックス、メロディセンスと構成力を兼ね備えたバンドは他に存在しないでしょう。 売れなかったんだけど……。 UKというバンドはプログレッシヴ・ロックの最後の華とでも呼ぶべき存在で、思い入れが無茶苦茶あって、語りたいことも沢山あって、本格的に論じようと思ったら前回の『Get Wild』と同じくらいの分量を語ることもできるのですが、さすがに読んでくれる人数などたかが知れているでしょうから、簡単に。 バンド名よりも個々人の名
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