Blue あなたとわたしの本 213 「こんな自分なんて」と思わないで。 自分でそんなふうに思わなくても、 「お前なんてダメさ」と 嫌というほど人が言ってくれるでしょ。 「自分なんて」と自ら思ってしまったら、 いったい誰があなたを励ましてくれるんだい? こんなふうにたまに現れて、あーだこーだ言う 僕みたいな人間が味方なんじゃないぜ。 あなたの本当の味方を知りたいのなら、 鏡のある部屋に行ってみ。 鏡の前に立ってみ。 そこにあなたの ホントの味方が映るから。 つらかったあのときも、 嬉しかったときも、 思わずガッツポーズしたあのときも、 くやしくて涙がにじんだときも、 絶望に心が虚ろになっちまったあの夜も、 ずっとずっと、 どんなときも、 あなたと一緒にいてくれた人が 鏡のなかに映るから。 全ての感情を 共にしてくれた人が 鏡に映るから。 その人があなたの本当の味方なんだよ。 よく見てみ。