ネットエージェントは2008年1月23日、世界各国におけるファイル共有ソフトの利用状況を発表した。それによると、「Winny(ウィニー)」および「Share(シェア)」については日本を含む東アジア地域での利用割合が高かったが、それ以外の地域でも利用されていることが確認されたという。このことから、Winny/Share経由で流出した情報は世界中に拡散する可能性があるとして、同社では改めて注意を呼びかけている。 ネットエージェントでは、WinnyやShare、「Gnutella(グヌーテラ)」互換ソフトといったファイル共有ソフトを稼働させているパソコンを検知するシステムを開発。今回公表した情報は、同システムによる調査結果に基づくもの。調査日は2008年1月13日。 なお、Gnutella互換ソフト(Gnutellaのネットワークを使ってファイルを共有できるソフト)には、さまざまな種類が存在する