コンビニエンスストアの競争が激しくなるなか、大手チェーンの中には、買った商品をその場で食べられるコーナーを設けた店を増やすなど、新たな客を呼び込もうという動きが相次いでいます。 このうち「ファミリーマート」は、店内にテーブルやいすを置いたコーナーを設け、買った商品をその場で飲食できる店舗を、現在のおよそ580店から、今後1年間で1000店余りに拡大する計画です。 これに合わせて、専用の機械を使ったいれたてのコーヒーの販売をすべての店で始めるほか、から揚げなどの店内で調理する総菜の種類を増やすことにしています。 ファミリーマートの商品本部の宮井真一マネジャーは、「調理したての商品を強化して、外食やファストフード店などから客を取り込んでいきたい」と話しています。 また、「サークルKサンクス」も、その場で食べられるコーナーがある店舗を、3年後には今の6倍に当たるおよそ600店に増やす計画です。