7日、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで開かれた会合で顔を合わせ、和解して言葉を交わすコロンビアのウリベ大統領(左)とベネズエラのチャベス大統領(右)。中央はドミニカ共和国のフェルナンデス大統領(ロイター) 【ロサンゼルス=松尾理也】南米コロンビア政府軍が隣国エクアドルの領土内で左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)幹部を殺害した事件を機に南米の北部で外交的緊張が高まっていた問題は7日、コロンビア、エクアドル、ベネズエラの関係3国首脳がドミニカ共和国で会談し、紛争終結に向けた和解に合意した。 親米国コロンビアを左派諸国が取り囲む形で対立が深刻化していた今回の問題は、発生から1週間でとりあえずの解決をみた。だが、急転直下の和解の裏側に、対立の火種は残されたままとの見方も根強い。 ロイター通信などによると、この日ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで開かれた、中南米諸国で構成するリオグルー
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