* 株式売買は意見が違うから発生するもので「美しい話でない」のが常態 与謝野金融相「美しい話でない」 与謝野馨金融担当相は13日の閣議後の記者会見で、みずほ証券が発注ミスしたジェイコム株を多くの証券会社が取得したことに対し、「法律上は確かに取引が成立しているが、誤発注を認識しながら間隙(かんげき)を縫って、(証券会社の)自己売買部門で取得するのは美しい話ではない」と指摘した。 これはおかしい、というか、証券取引の機能自体を理解してないことを暴露した発言で、ほとんど失言に等しい。 株を買うのは常にリスクを取ることで、リスクを取ったものが報われるから、プレーヤーが情報集めに必死になるわけで、必死になるから各種の複雑な情報を統合した指標として株価が意味を持つのだ。 各社がジェイコム株を買った時点では、「誤発注」であるということは、市場の共通の認識として確定していない。もちろん、新規上場株が極端に