米カリフォルニア州ハンブルド州立大学の地理学の教授であるモニカ・スティーヴンスが、アメリカの憎悪の分布図を作った。学生のチームと共に、一年間かけてツイッター上で人種的中傷をしているツイートを拾い出し、地域ごとにマッピングしたのだ。 検索キーワードは、全米で使われている差別用語で、15万もの誹謗中傷ツイートをより詳細に分けた。さらに本当に中傷的なツイートなのかどうかを見極めるために、機械的なものだけではなく、人の目によるチェックも行ったという。
たわいもない、極めてシンプルなコミュニケーション・アプリとして誕生した「LINE」。ほんの2年足らずの間にユーザー数は全世界で1億5000万人を超え、日本発の「世界を狙えるネットサービス」という夢が、日に日に現実味を帯びている。これだけ巨大なユーザーベースを持つだけに、ゲームのプラットフォームとしての魅力が極めて高いことは言うまでもない。国内ユーザーだけでも4500万人以上。ソーシャルゲームの躍進やスマートフォンの普及を考えれば、ゲームがもたらすLINEの収益ポテンシャルは計り知れない。しかも、さかのぼれば同社の“母体”はオンラインゲーム会社だ。 既に刈り取りの体制は整ったかと思いきや、LINEの森川亮社長は「今はまだ収益を追わない」と素っ気ない。ネットサービスのユーザーは移り気だ。競合サービスも登場している。それでもなお、コミュニケーションを軸とする価値の増大を優先し、慎重に駒を進める。
「もはやクラウドはすべてのものを接続している。顧客との関係もクラウドの中にある。それがソーシャルネットワーキングということ。クラウドとソーシャルを前提として、きちんとしたCRM(顧客関係管理)の企業戦略を打ち立てるべきだ」---。 ガートナー ジャパンが2013年5月27日~28日に都内で開催したイベント「ビジネス・インテリジェンス&情報活用 サミット 2013」で、米ガートナー リサーチ リサーチ ディレクターのガレス・ハーシェル氏(写真)は、「2020年までのトップ・トレンド」と題した基調講演に登壇。クラウドコンピューティングやソーシャルネットワーキングの登場でCRMがどのように変わってきて、今後どのように変わっていくのかを概観した。 ハーシェル氏は、CRMにとって2020年までに気を付けなければいけない大事なトレンドとして10項目を挙げた。(1)経済、(2)グローバル化、(3)セルフ
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