ミケランジェロ、ニュートン、ゴッホ、アインシュタイン、ダーウィンといった「天才」には発達障害(発達凸凹)があったと言われています。 最初に天才と発達凸凹という問題を取り上げるが、あらかじめ結論を述べれば、天才と呼ばれた人には高頻度に発達凸凹が見出されるが、大多数の発達凸凹は天才ではない、という何とも常識的なところにおさまる。(『発達障害のいま』p66) 杉山登志郎著『発達障害のいま』を読みました。素晴らしい本でした。久しぶりに知的興奮で震えました。 杉山先生は、「子ども虐待の症例の中に、数多くの発達障害の診断が可能な子どもたちがいる」ことを初めて指摘した人です。虐待によるトラウマは、発達障害の最大の憎悪因子であるとのこと。 知的興奮で震えました 私は発達障害についてまったく無知な状態でこの本を読んだんですが、本当に本当に本当に勉強になりました。こうしたテーマの本に「面白い」という表現を使っ