2月8日~10日池袋で開催されたPage 2012が終了しました。Page2012は印刷技術協会主催のイベントなので来場者は、印刷会社や制作会社が多く、書籍を作っている著者や出版社は比較的少ないようです。このためか、展示会の会場では電子書籍に関する製品やサービスは比較的少なかったように思います。 そういうなかで、この期間にワークフローについての話をいくつか聞き、印象に残りましたので少しまとめてみたいと思います。 1.スユアe-パブリシング研究会オープンフォーラムでのインプレスR&D 電子出版システム研究所 福浦一広氏の講演は、実際に、PDF、EPUBなどの電子書籍、POD(プリント・オン・デマンド)を採用した出版の新しいビジネスモデル構築に挑戦しているリアルな報告でたいへん触発されました。「最高!」です。以下は、概要です。 (1)OnDeckで行なっていること ・EPUBから自動変換で出版